トイレットペーパーでトイレを簡単ちょこっと掃除!便座もドアノブも毎日キレイ
トイレットペーパーに「トイレ用ふき取りクリーナー」を吹きかけてつくる即席の「お掃除シート」なら、尿ハネがついた便座やみんなが触るドアノブなどの「ちょこっとトイレ掃除」が毎日でも手軽にできます。できるだけ尿ハネを少なくするトイレスタイルの工夫も紹介!
トイレットペーパーを使った「ちょこっと掃除」を習慣に!
1日に何度も使うトイレ。使うたびに、思っている以上に尿ハネが飛び散り、放っておくとイヤなニオイの原因になってしまいます。また、家族みんなが触るドアノブや水洗レバーも、清潔を保ちたいですね。
でも、ちょっとだけ掃除をしたい時に、わざわざ雑巾を使うのは、用意や片付けに時間がかかって面倒!
「ちょこっと掃除」には、すぐそこにあるトイレットペーパーを使うのが便利です。
とはいえ、乾ぶきや水ぶきでは汚れや菌を落としきれないので、「トイレ用ふき取りクリーナー」を使うのがおすすめ。トイレ用ふき取りクリーナーをトイレットペーパーに吹きかければ、即席の「お掃除シート」が簡単に作れます。これなら、掃除後はトイレに流して捨てられるので衛生的です。
便座の裏や便器のフチの尿ハネは、トイレのついでに20秒で「ちょこっと掃除」
トイレの尿ハネ汚れの犯人は、「立って用を足す男性だけ」なんて思っていませんか?実は、汚れる場所が違うだけで、「立つ」場合も「座る」場合も尿ハネ汚れは発生するのです。
男性も女性も、用を足した本人が、トイレのついでに「ちょこっと掃除」することが家族の習慣になれば、毎日気持ちよく生活できますね。
「立つ」場合と「座る」場合で、どんな場所が汚れやすいのかを知っておくと、「ちょこっと掃除」が効率的になります。それぞれのお掃除方法とポイントをご紹介します。
「座って」小用をする人向け、「ちょこっと掃除」の方法
座って小用をする場合、尿ハネで汚れてしまいがちな所は、主に「便座の裏」です。
① 即席の「お掃除シート」を作る
トイレットペーパーを長さ50cmくらい切り取って、手のひらサイズに折りたたみ、トイレ用ふき取りクリーナーを2~3回プッシュします。一度たたんで開き、泡を全体にしみ込ませて、即席「お掃除シート」をつくります。
② 便座の裏側をふく
便座を上げ、即席の「お掃除シート」で裏側をサッとふきます。
③ トイレットペーパーを流す
使い終わったトイレットペーパーは、便器に流して捨てます。
「立って」小用をする人向け、「ちょこっと掃除」の方法
男性が立って小用をした場合、尿ハネで汚れてしまいがちな所は、主に「便器のフチ」と「便器と便座の付け根付近」です。
① 即席の「お掃除シート」を作る
トイレットペーパーを長さ50cmくらい切り取って、手のひらサイズに折りたたみ、トイレ用ふき取りクリーナーを2~3回プッシュします。一度たたんで開き、泡を全体にしみ込ませて、即席「お掃除シート」をつくります。
② 便器をふく
便器のフチと、便器と便座の付け根を、即席の「お掃除シート」でサッとふきます。
③ トイレットペーパーを流す
使い終わったトイレットペーパーは、便器に流して捨てます。
トイレのちょこっと掃除の方法を、動画でもチェックしてみましょう。
トイレのちょこっと掃除
ドアノブなど、みんなが触る共用部分のふき掃除も!
トイレットペーパーを活用した、即席の「お掃除シート」は、便器や便座だけでなく、トイレ内の気になる部分のあちこちにも使用できます。
ドアノブ、ペーパーホルダー、水洗レバーなどのみんなが触る所や、フタの裏側、スリッパの裏、尿ハネ汚れが意外と飛び散っている床や壁なども、サッとひとふきで清潔に。即席の「お掃除シート」なら、日々の掃除も簡単になりますね。
① 即席の「お掃除シート」を作る
トイレットペーパーを長さ50cmくらい切り取って、手のひらサイズに折りたたみ、トイレ用ふき取りクリーナーを2~3回プッシュします。一度たたんで開き、泡を全体にしみ込ませて、即席「お掃除シート」をつくります。
② ドアノブや水洗レバーなどをふく
即席の「お掃除シート」で、ドアノブ、水洗レバー、トイレットペーパーホルダーなど、トイレ内の気になる所をサッとふきます。
③ トイレットペーパーを流す
使い終わったトイレットペーパーは、便器に流して捨てます。仕上げぶきは必要ありません。
トイレ掃除の後は手洗いを忘れずに!
トイレ掃除の後は忘れずに手を洗いましょう。
水だけの手洗いでは、キレイになったように見えても、細かい部分の汚れはしっかり落とせていない場合があるので、石けんやハンドソープを使って、指先や指と指の間までていねいに洗ってください。
TEACH ME, MEISTER!
教えてマイスター!
普段から、できるだけ尿ハネでトイレを汚さない工夫はある?
「立って」小用をする場合は、「向こう側の垂直面狙い」をやめる!
「立って」小用をする男性の皆さんは、どこを狙っていますか?実は「向こう側の垂直面狙い」は、最も尿ハネで汚れやすいので要注意です!
<実験!「立って」小用をした時の便器内の飛び散り>
実験方法:成人男性の1回の小用の平均量(300mL)の青く着色した水を、注射器で、「向こう側の垂直面」「水たまり」のそれぞれを狙って放出し、水を流してから、便器と便座の付け根付近を撮影しました。
結果
「向こう側の垂直面」を狙った方が、便器と便座の付け根付近に多く飛び散りが起こっているのがわかります。
「向こう側の垂直面狙い」は、便器内部だけでなく便器の外にまで多く尿ハネが飛び散るので、ここを狙っているという方は、すぐに見直した方が良さそうです。
「座って」小用をする場合は、深く腰かける
座って小用をすると、便座の裏に尿ハネが飛び散ってしまいます。そこで、尿が便器に当たる場所によって、便座裏への尿ハネの仕方が変わるのか、検証実験を行いました。
<実験!「座って」小用をした時の便座裏への飛び散り>
実験方法:成人女性の1回の小用の平均量(250mL)の青く着色した水を注射器で便座の高さから、「手前の斜面」「水たまり」のそれぞれを狙って放出し、便座裏に付着した水滴数をカウントしました。
結果
「手前の斜面」に当たった場合は、「水たまり」に当たった場合に比べて、便座の裏に20倍以上も多く飛び散りが発生していました。
座って小用をする場合、当たる位置をコントロールすることはなかなかむずかしいですが、深く腰かけるようにすると、汚れを減らせるかもしれませんね。
TEACH ME, MEISTER!
教えてマイスター!
トイレットペーパーでの「乾ぶき(からぶき)」や「水ぶき」では不十分?
「乾ぶき」や「水ぶき」では汚れは落としきれない!
トイレの尿の飛び散りに気付いた時、トイレットペーパーでサッとお掃除する方は多いと思います。でも、トイレットペーパーでの「乾ぶき」や「水ぶき」だけでは、汚れは落としきれないのです。
比較すれば一目瞭然!
プラスチック板に尿を垂らし、トイレットペーパーで乾ぶき・水ぶきした場合と、トイレットペーパーとトイレ用ふき取りクリーナー(ルックプラス まめピカ)を使ってふいた場合とを比べてみました。
- 実験方法:5cm角のプラスチック板に、尿0.05mLを垂らし乾燥させます。折りたたんだトイレットペーパーを乾いた状態(乾ぶき)、水で湿らせた状態(水ぶき)、洗剤※で湿らせた状態(洗剤ぶき)にして、それぞれ尿の上で3回こすった後、ずらしながら5往復し全面をふき、その後、UVライトを当てて観察しました。
- ※「ルックプラス まめピカ」を使用
光って見えるのが、尿が付着している所です。トイレットペーパーの乾ぶきや水ぶきでは、尿汚れが落としきれていないことがわかります。ふき掃除をする時は、トイレ用ふき取りクリーナーを活用してください。
この記事を作成・監修した
マイスター
リビングケアマイスター
吉井 和美
よしい かずみ
掃除用洗剤の製品開発を約15年、技術者向けの情報発信を約5年経験してきました。
これまでの知識を活かし、掃除に前向きに取り組めるようなコツやノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。
下記のコメントを削除します。
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