白い服が汚れた時の応急処置と、泥汚れやシミを落とす白い服のお洗濯のコツ
「白い服」が汚れてショック!そんなときは正しい応急処置が大切。ハンカチなどを使い、ミートソースなど固形物があるものはつまみ取り、しょうゆなどは軽くつまんで汚れを移し取りましょう。汚れが薄くなっても、帰宅後のお洗濯はマスト。シミに直接「液体酸素系漂白剤」や「シミ用部分洗い剤」を塗って洗濯機にイン!
食べ物のシミがつかないか気になるけれど「白い服」を着たい!
「夜は女子会!買ったばかりの白のトップスを着たいけれど、お店はイタリアンレストラン…。」お気に入りの「白い服」を着たくてもパスタなどのソースがハネて、汚れないか不安ですよね。もし、白い服を汚してしまった時は、正しい方法で応急処置をすれば、シミ汚れが薄くなり、帰宅後のお洗濯での汚れの落ち具合にも影響します。
今回は、食べ物のシミ汚れの応急処置方法と、「泥ハネ」「ファンデーションの汚れ」など白い服ならではのお洗濯のお悩みを解消する方法をご紹介します。
外出先で白い服に食べ物のシミ汚れをつけた時の「応急処置」
1.おしぼりは使用しない
飲食店などのおしぼりは、塩素系漂白剤で処理されている場合があり、色柄部分が色落ちする場合があるので、使わないようにしましょう。
2.汚れに合わせた応急処置を行いましょう
ゴシゴシこすってしまうと、シミが広がって落ちにくくなるので、注意しましょう。
<固形物を取り除きましょう(ミートソースなど)>
固形物をハンカチやティッシュでつまみ取ります。
<水溶性の汚れ(しょうゆ、ワイン、コーヒー、パスタソース、カレー、ハンバーグソース、焼肉のタレなど)>
水で濡らしたハンカチなどでつまみ、汚れを移し取ります。そのあと、乾いたハンカチやティッシュで押さえて、水分を取り、自然乾燥させましょう。
<油溶性の汚れ(バターやチョコレートなど)>
乾いたティッシュで軽くつまみ、油分をできるだけ移し取りましょう。
- ※水溶性、油溶性のどちらのシミに当てはまるのか、判断に迷う場合は、<油溶性の汚れ>の方法を行いましょう。
外出する際には「携帯用のシミとり剤」を持ち歩くと安心!
水溶性と油溶性のどちらのシミにも効果を発揮するものがおすすめです。
帰宅後はきちんと汚れを落としましょう
「応急処置」で目立たなくなっていても、そのままにすると時間とともにシミが濃くなり、取れにくくなります。帰宅後、お洗濯する時は、シミに直接「液体酸素系漂白剤」や「シミ用の部分洗い剤」を塗ってからお洗濯するか、「シミ抜き」をしましょう。
お悩みを解決!「白い服」のお洗濯Q&A
次に、「白い服」のお洗濯でよくある疑問を解決します。
Q.パンツに泥がハネて裾が汚れた場合はどうすれば良いの?
【A.】最初に洗剤を塗布してから、お洗濯しましょう。
泥ハネがついている部分をパンパンとはたいて、しっかり土や砂を落とします。その後、泥のついている部分に、「おしゃれ着用洗剤(アクロン)」を直接塗ってからお洗濯します。洗剤を塗る前に衣類に水をつけると、泥が水と一緒に中まで浸み込んで、取れにくくなってしまいます。必ず最初に洗剤を塗布してから、お洗濯しましょう。
Q.ファンデーションや口紅がついた場合はどうすればいい?
【A.】洗剤を繊維に浸み込ませてからお洗濯しましょう。
ファンデーションや口紅などの「油溶性のシミ」は、水だけでは落ちません。「おしゃれ着用洗剤」を汚れに塗布し、その部分をキャップの先などでたたいて、洗剤を繊維に浸み込ませます。その後、洗濯機でお洗濯しましょう。
Q.白い服は、濃い色の衣類以外でも色移りする場合はあるの?
【A.】淡い色の衣類でも色移りする場合があります。
色移りしなさそうな淡い色の衣類でも色移りする場合があるので、お洗濯の時は、白い服だけで洗いましょう。また、干しているときに、色物と触れると、その部分が色移りする可能性があるので、注意しましょう。
この記事を作成・監修した
マイスター
お洗濯マイスター
大貫 和泉
おおぬき いずみ
洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わってきました。
母親としての経験と研究活動を融合し、日々のお洗濯に役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。
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