「計画表」をつくって家族みんなで「大掃除」!
年に一度の「大掃除」。年末になってから慌てるより、早めに計画を立てて、家族で分担して大掃除に取り組みましょう。効率良く分担するには、事前に大掃除の必要な場所を点検し、誰がいつ行うのか「計画表」をつくってから取り組むのがおすすめです。計画には予備日もつくっておきましょう。点検表や計画表のダウンロードもできます。
今年は「どこ」を大掃除する?
皆さんの家庭では、今年は「どこ」を念入りに大掃除するのか決まっていますか?普段、なかなか時間を取ってお掃除できない場所も、年に一度の大掃除ではじっくり念入りに取り組みたいものです。では、各家庭では、どの場所をお掃除しようと考えているのでしょうか?
各家庭でどの場所を大掃除するか調べたところ、窓、油汚れの掃除が大変なキッチンのレンジ周辺、トイレのこまごました場所が上位にランキングされました。普段はあまり時間をかけられない場所や、ガンコな汚れがつきやすい場所などを徹底的にお掃除する家庭が多いようです。
そして、注目したいのが家庭内での掃除の役割分担。ランキング表の色分けを見ても一目瞭然ですが、以下のようなおもしろいことがわかりました。
1. 妻は細かい場所を担当
キッチンやトイレなど、細かい作業の必要な場所は主に妻が担当しています。普段の家事同様、大掃除でも、妻は夫にキッチンを明け渡さないということでしょうか。
2. 夫は高い所や広い場所を担当
夫は主に窓ガラスや浴室、天井付近など、お掃除の範囲が広い場所や高い所などを担当しています。女性では手が届きにくかったり、大変だったりする場所が任されているようです。
大掃除をする「時期」はいつ?
では、皆さん一体いつ大掃除をしているのでしょうか?ライオンが行った掃除実態調査で大掃除の「時期」を調べたところ、11月に入ると徐々に大掃除を行う人が増えてきます。そしてピークを迎えるのが12月下旬頃。クリスマスあとから大晦日までの12月最終週に集中しています。
1. 自分や夫の都合で決める
仕事をしている主婦では、自分の休みや都合に合わせるケースが主流です。一方、専業主婦でもこの時ばかりは手助けがほしいと、夫の休みに合わせて日程を決める人も多いようです。
2. 11月派はお天気を考慮
11月に行う人の多くが、お天気や気温を考慮に入れているようです。確かに、窓を開け放って行う大掃除は、本格的に寒くなる前にすませてしまう方がラクですね。
3. ゴミ収集日も重要
12月下旬に行う人にとっては、年内最後のゴミ収集日も日程を決める重要な要素の1つ。大掃除で出た大量のゴミもキレイに片付けて、新年を迎えたいということでしょう。
家の汚れを点検して「計画表」づくり
年末休みに入ってからの駆け込み大掃除では、どうしてもやり残しが出てしまいがちです。ひとり暮らしではすべて自分で行わなくてはなりませんが、ご家族がいる家庭では、大掃除はみんなで協力して行ないましょう。まだまだ年末まで時間があるからと油断していると、秋の行事を楽しんでいるうちに、あっという間に師走になってしまいます。今年は早めに計画を立ててみましょう。
効率良く分担するには、事前に大掃除の必要な場所を点検し、誰がいつ行うのか「計画表」をつくってから取り組むのがおすすめです。
(1)まずは家中の「汚れ」を点検
まずはどこを大掃除する必要があるのか、家の「汚れ」をチェックしてみましょう。点検表を参考に、家の中でガンコな汚れがつきやすい場所と汚れの程度を確認して、今年大掃除する場所を決めましょう。
点検項目に1つでもチェックがついた場所は、大掃除をおすすめする箇所です。
(2)「計画表」をつくる
大掃除する場所が決まったら、今年の大掃除の「計画表」をつくってみましょう。
そこでポイントとなるのが、「役割分担」と「スケジュール」です。
・それぞれの得意な所を「役割分担」
「パパは照明のカサ」「子どもは学習机のまわり」など、各自が得意な所を活かした役割分担にしましょう。
・みんなのスケジュールを確認して、日程を設定
各自のスケジュールを確認して日程を決めましょう。急な外出予定や天気によって、やむを得ず日程を変更しなくてはいけないこともあります。この時、予備日も決めておくと、やり残しの心配が少なくなります。
点検表、計画表はこちらからダウンロードできます。
家族で分担する大掃除のコツについては、こちらをご覧ください。
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大掃除は「年に1回」だけでいいの?
「汚れ」は時間とともに変化する
大掃除でもっとも手強い「汚れ」の1つがキッチンの油汚れ。調理直後はサラサラの油汚れも、時間の経過とともにベタベタからカチカチの状態に変化し、どんどん落としにくくなっていきます。
こうした油汚れに限らず、ついてしまった汚れはできる限り早く落とした方が、断然ラクにお掃除できるもの。日頃からこまめにお掃除してキレイに保っておけば、大掃除の必要すらなくなってしまいますね。
この記事を作成・監修した
マイスター
リビングケアマイスター
吉井 和美
よしい かずみ
掃除用洗剤の製品開発を約15年、技術者向けの情報発信を約5年経験してきました。
これまでの知識を活かし、掃除に前向きに取り組めるようなコツやノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。
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