たった15分!突然の来客を迎える「おもてなし掃除」3つのポイント
突然の来客、どこから掃除する!?ポイントは、お客様の目にとまりやすい3つのスペースをきれいにして家の印象をワンランクアップさせることです。「トイレ」はサッとひと拭きし、「洗面台」はピカっと光らせ、「玄関」は出しっ放しの靴を片付けて、香りづけミストでお出迎え。それぞれ5分できれいにするコツを紹介します。
お客さまの「目にとまりやすい場所」をおさえて家の印象をワンランクアップ!
「近くに来たから今から行くね」と突然友人が我が家にやってくることに。「朝掃除したから大丈夫」と思っていませんか?普段通りに過ごしている自分では気づかないような汚れにも、お客さまは気付いたりするものです。
そこで今回は、お客さまの目にとまりやすい3つのスペース「トイレ」「洗面台」「玄関」の印象をたった15分でワンランクアップさせる方法をご紹介します。
来客前の「トイレの5分掃除」は「おもてなし」の基本
他人の家だと「キレイなのかな?」となんとなく不安を感じたり、狭い個室なのでついつい細かな所にまで目がいってしまいがちなトイレ。ちょっとした汚れやニオイにも敏感になりやすいので、「サッとひと拭き」掃除が重要です。
1.「便座」や「便器のフチ」をサッとひと拭き
トイレのニオイの原因は、便器のフチや便座の裏、壁や床に飛び散った尿ハネです。1日もしないうちにイヤなニオイを発します。また便座を上げた時、「えっ?!汚い…」と不快にさせないよう、便座は表だけでなく裏も掃除しておきましょう。
パパッと掃除を済ませるため、掃除にはトイレットペーパーを使います。しかし「乾拭き」や「水拭き」では汚れも菌も落とせないので、トイレットペーパーがボロボロにならないトイレ用ふき取りクリーナーを一緒に使いましょう。
2.「床のホコリや髪の毛」もサッとひと拭き
トイレに座っているとホコリや落ちた髪の毛など床の汚れも意外と目に付きます。これもトイレットペーパーとトイレ用ふき取りクリーナーでサッとひと拭きしましょう。
3. 「トイレ用ふき取りクリーナー」でさりげなく「清潔」をアピール
「こまめにお掃除をしている証」として、トイレ用ふき取りクリーナーなどをあえて隠さずに、目につくところに置いておくのも手です。「こまめにお掃除しているのね」とお客さまが安心できるかもしれません。
ピカッと光っているだけで印象アップ!「洗面台の5分掃除」
お客さまがちょっと手を洗うときに立ち寄る洗面台やキッチン。水周りは掃除をしていてもすぐに汚れてしまいますが、不潔な印象をあたえないようにキレイに保っておきたいところ。「光るべき場所を光らせる」と、与える印象が違います。ポイントをおさえて5分間の簡単掃除をしてみましょう。
1. 水栓金具を光らせる
「水栓金具」などの金属部分がピカッと光っていると、それだけで印象がアップします。浴室用洗剤とスポンジで洗えば、くすんだ水栓金具に輝きが戻ります。水で流したあとは、乾いたキレイな布で水滴をふき取りましょう。浴室用洗剤で落ちない水アカがあれば、浴室用クレンザーを使ってやさしくこすり落としましょう。
2.「洗面ボウル」を光らせる
「洗面ボウル」のくすみは、石けんカスやハミガキ剤、ヘアケア剤などの油汚れです。浴室用中性洗剤とスポンジを使って洗えば、簡単にピカピカになります。
3.「洗面台の鏡」の水滴の跡を残さない
「洗面台の鏡」は必ず見るところ。鏡についたハミガキ剤や水滴の跡は大した汚れではないのに、目立つので印象ダウンの原因に。ほんのちょっと水で湿らせたティッシュペーパーでサッとひと拭きしましょう。
第一印象が決まる「玄関の5分掃除」はニオイと見た目がポイント
家の印象が決まるといっても過言ではない「玄関」。ニオイと見た目、2つのポイントをおさえましょう。
1.華やかな香りでお出迎え
玄関ドアを開けたとき、なんとなく訪問先の家のニオイが気になることがありますよね。お客さまに気持ちよく上がってもらうために、玄関マットやスリッパなどの布製品に「香りづけミスト」をシュッとスプレーして、華やかな香りでお出迎えしましょう。
2.たたきや下駄箱の上に余計なものは置かず、見た目をスッキリと
脱ぎっぱなしの靴、ポストに入っていたチラシや帽子・鍵など帰宅時にパッと置いてそのままになっている余計なものはしまい、できるだけすっきりとさせておきましょう。
TEACH ME, MEISTER!
教えてマイスター!
訪問者は「友人の家のトイレ」をどう感じているの?
友人や知人の家で「便座に触れる」ことに対して抵抗を感じている
ライオンで調べたところ、約半数の人が、訪問先の「トイレの便座」に触れることに対して、なんらかの抵抗があると感じています。理由としては、「見えない菌や汚れが気になる」「他の人が触れている場所だから」と、いくら友人や知人の家でもトイレに関しては気になってしまうのが現実のようです。
4人に1人は友人の家のトイレを使用する前に「トイレットペーパーでから拭き」
訪問先のトイレの使用実態について尋ねたところ、「使用する前に何か対処している」と答えた人は約4割いました。「トイレットペーパーでから拭きする」という対処の方法が1番多く、なかには「腰を浮かせて便座に触らないように使う」「他人の家でも掃除用のトイレシートで拭いている」という回答もありました。友人や知人の家では菌や汚れを気にして「トイレを使用する前は便座を拭きたい」という欲求が高いことがわかりました。
「トイレ用ふき取りクリーナー」をさりげなく置いておく
いくら迎える側がトイレをキレイにしていても、訪問者は清潔かどうか気になってしまうのが心理のようです。「トイレ用ふき取りクリーナー」を手の届くところに置いておき、お客さまが自由に使えるようにしておくのも「親切なおもてなし」になりますね。
この記事を作成・監修した
マイスター
リビングケアマイスター
吉井 和美
よしい かずみ
掃除用洗剤の製品開発を約15年、技術者向けの情報発信を約5年経験してきました。
これまでの知識を活かし、掃除に前向きに取り組めるようなコツやノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。
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