お部屋の印象がグッと明るく!カーテンのお洗濯方法

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LION お洗濯マイスター

山縣 義文やまがた よしふみ

お部屋の印象がグッと明るく!カーテンのお洗濯方法

カーテンはお部屋の「見た目」を左右する!

みなさんは、カーテンをどれくらいの頻度で洗っていますか?年に一度や二度、という人も多いのではないでしょうか。
カーテンなど、インテリアファブリックのお手入れをすることも、お部屋の美しさを保つために大切なこと。カーテンの汚れ具合によってお部屋の明るさや、そこにいる人の印象が変わるかもしれません。
そこで、お部屋の見た目にまつわる、カーテンのこんな実験を行ってみました。

実験からわかる、明るさの印象とカーテンの関係

カーテンをお洗濯する前後でお部屋の印象が変わるかを評価するため、10年間お洗濯をしていないカーテン(右)と、お洗濯後のカーテン(左)をガラス窓の前に下げて、お部屋の印象を比べてみました。

洗濯後のカーテン(左)/ 10年間洗濯していないカーテン(右)

上の写真から分かるとおり、10年間お洗濯をしていないレースカーテンは、窓からの光を取り込みにくく、部屋の照度(光の明るさ)が落ち、暗い印象になります。
一方、お洗濯をしたカーテンには窓からの光が明るく差し込んで、明るくさわやかな印象になりました。
汚れたカーテンを使用していると、部屋の照度にも影響し、お部屋自体が暗くなってしまうのですね。

また、一見、キレイに見えるカーテンを実際洗濯してみると、水がこんなに汚れていることも…。

<一見キレイに見えるカーテンの洗濯液の汚れ>

すがすがしい季節を気持ち良く過ごすために、カーテンの汚れをすっきりキレイに落としてみませんか?それでは、すぐに実践できる、カーテンをキレイに洗うための方法をご紹介します。

カーテンを「洗う前」の準備

1.「洗濯表示」をチェック

カーテンについている「洗濯表示」を見て、家で水洗いができるかどうか確認します。

※洗濯表示は2016年12月1日に改定されました。

新・洗濯表示に「洗濯おけ」や「手洗い」の記号がついている場合は、家庭で洗えます。従来の絵表示に「洗濯機」マークや「手洗い」マークがついている場合は、家庭で洗えます。

新・洗濯表示や従来の絵表示に「洗濯おけに×」がついている場合は、家庭で洗えません。

洗濯表示に関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。
難しくない!新しい洗濯表示(洗濯マーク)を覚えて上手にお洗濯

2.洗剤を選ぶ

洗濯表示だけでなく、タグの注意書きも確認して、適切な洗剤を選びます。

なお、洗剤の中には漂白剤入りのものがありますが、下記の記号(漂白処理ができない)がついている場合には、「漂白剤入りの洗剤」は使用できません。

デリケートな素材のカーテンなどには、「おしゃれ着用洗剤(アクロン)」を使用しましょう。

3.洗濯機の「取扱説明書」もチェック!

お使いの洗濯機の取扱説明書を確認し、 カーテンを洗う時のコースを確認しておきましょう。

 またカーテンを洗う場合には、洗濯時の布傷みを防ぐために 「洗濯キャップ」や「洗濯ネット」が必要な場合もあるので、事前に準備をしておきましょう。

<洗濯キャップの例>

※「洗濯キャップ」は、洗濯機ごとに専用のものが販売されています。

カーテンを洗濯機で洗ってみましょう

ここでは洗濯機を使って洗うときの手順をご紹介します。
まずはじめに、カーテンから金具を外し、ホコリをはたき落としておきましょう。

1. ジャバラ状にたたみます

まず汚れ具合をチェックしながら、イラストのように「ジャバラ状」(屏風だたみ)に折りたたみます。汚れが気になる部分を表にしましょう。

2.気になる汚れには「前処理」を

カーテンの上部のギャザーや裾の部分が、ホコリなどで汚れていたら、「前処理」をしましょう。気になる汚れに洗剤の原液をつけて、キャップの底でたたいてしみ込ませておきます。

3.「洗濯ネット」にカーテンを入れます

洗濯表示のタグに「洗濯ネット使用」と書いてある場合やレースのカーテン、デリケートな素材のカーテンは、洗濯ネットに入れて洗いましょう。

4.洗濯機に入れます

カーテンを洗濯機の中に入れます。 このとき、洗濯機に入れる向きも、上手に洗うポイントのひとつです。

洗濯機はかくはん羽根(パルセーター)付近が最も機械力が強く、汚れが落ちやすいので、縦型洗濯機の場合はイラストのように、汚れている面を洗濯機の底側に向けて入れましょう。

5.「コース」を選択します

カーテンの洗濯表示を確認し、洗濯機の取扱説明書に従ってカーテン洗いに最適なコースを選び、スタートボタンを押します。さらに洗濯表示に従い、洗剤を洗剤投入口にセットしてフタを閉めます。

洗濯機によっては「洗濯キャップ」が必要な場合もありますので、お洗濯前に確認をしましょう。

カーテンの汚れがひどいときは、「液体酸素系漂白剤」を適量入れて洗います。洗濯中、洗濯液が真っ黒になるようであれば、「二度洗い」がおすすめです。

柔軟剤を使うとこんな効果も

カーテンをお洗濯する際に「柔軟剤」を使うと、静電気防止効果があるので花粉やホコリ等がつきにくくなります。また、柔軟剤には洗濯じわを防ぐ効果もあるので、よりキレイな仕上がりになりますよ。
好きな香りの柔軟剤を使ってお部屋の中をほのかに香らせてみるのも楽しいですね。

カーテンを干すときのコツ

カーテンを洗い終わったら、上手に干しましょう。次は、カーテンを干すときの手順についてご紹介します。

カーテンを干すときのポイント

1. 縫い目を伸ばす

洗濯じわや型くずれを防ぐため、脱水後はすぐに取り出して、手で縫い目を伸ばします。

2. カーテンレールに干す

薄手のカーテンは、カーテンレールに干すと、カーテン自体の重さで全体のしわが伸びて、キレイに仕上がるだけでなく、干す場所もとりません。
ただし、重い厚手のカーテンは、カーテンレールに負担がかかるので、洗濯竿に干すことをおすすめします。
また、干す前に、窓ガラスも掃除して汚れがつかないように注意しましょう。

カーテンは正しく洗わないと、仕上がりに差が出ます

実はカーテンは洗い方によって仕上がりに差が出てしまいます。以下の実験の結果をごらんください。

洗い方の違いによる仕上がりの比較

 写真左は洗濯表示や洗濯機の取扱説明書に従い、洗濯ネットに 入れて毛布コースで洗ったポリエステルのレースのカーテン。洗剤はおしゃれ着用洗剤(アクロン)を使用し、しわを軽減するために柔軟剤を使いました。

一方、写真右は洗濯表示や洗濯機の取扱説明書に従わず、洗濯ネットを使わず、標準コースで洗ったカーテンです。洗剤は一般衣料用洗剤(超コンパクト液体洗剤)を使い、柔軟剤は使っていません。なお、何度か洗濯したことのあるカーテンを想定して、5回洗濯を行いました。

それぞれの仕上がりを比較してみると、適切な洗い方をしたカーテンはしわがほとんどなく、キレイなドレープが保たれていますが、適切でない洗い方をしたカーテンはしわしわに。

カーテンの美しさはお部屋の美しさに影響します。カーテンを洗う際には、ぜひ正しい洗い方をマスターしてくださいね。

お部屋のニオイが気になったら布製品用除菌・消臭スプレーを

焼肉や鍋料理の後などは、お部屋のニオイが気になりますよね。そんなときはカーテンに「布製品用除菌・消臭スプレー」を使ってみましょう。カーテンについたイヤなニオイもスッキリします。

また、お客様を自宅に招くときに、「香りづけのミスト」を使うとふんわりと香りが漂って、心地よい気分で過ごすことができるかもしれませんね。

カビの対策には

布製品用除菌・消臭スプレーには、カビの増殖を抑える「抗カビ」効果のあるものがあります。カビが気になる季節にはおすすめです。

カーテンの洗い方、いかがでしたか?
お部屋全体を美しく見せるためには、目に見えるホコリや汚れを掃除するだけでなく、カーテンを清潔にキレイにしておくことも大切です。ぜひお手入れをしてみてくださいね。

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