パパと子どもで「1時間掃除」にチャレンジ!
ご家庭によって様々な家事分担の形があると思いますが、やりたくてもなかなか家事に関われないパパもいるでしょう。おすすめは「子どもと一緒にお掃除」!まずは楽しく親子でお掃除をしてみませんか? "達成感"のある掃除を選び、1時間など "時間を決めて" するのがポイント。体を動かして気持ちもスッキリ、おうちの中もピカピカに一石二鳥です。
日頃あまり掃除しないところで成果がわかりやすい掃除をチョイス
パパと子どものお掃除は、日常的に掃除をしている場所よりも、「たまにしかやらないところ」や「やるとなると面倒なところ」をあえてチョイス。ちょっとしたイベント感が得られるかもしれません。
また、「単純な作業だけど、キレイになった成果やゴールがわかりやすいもの」を選ぶと、子どもも飽きずに楽しくお掃除できます。
そこで今回は、以下のお掃除の組み合わせを提案します!
どちらも、汚れの「こそげ落とし」作業。パパと子どもで、どちらが上手にできるかな!?と競争気分でやっても、盛り上がりそうですね。
パパ…「キッチンの換気扇(ファン)」の汚れをこそげ落とす!
換気扇やレンジフードの掃除は年末の大掃除の定番ですが、実は油汚れは、気温が高い季節の方が汚れがゆるんで落としやすいのです。身近な「割りばし」を使って、ファンのこびりついた汚れを簡単にこそげ落とすことができますよ。また、高い位置の換気扇の部品を外すのは男性の方が向いているでしょう。
換気扇の掃除をするときには、午前10~11時、午後2~3時など、キッチンを使わない時間帯を相談してからスタートするといいですね。
子ども…「お風呂のイスと洗面器」の汚れをこそげ落とす!
お風呂のイスと洗面器に、石けんカスがこびりついて、くすんだり、ザラザラしたりしていませんか?この汚れは、使わなくなったプラスチック製の「ポイントカード」をヘラのように使ってこすると、おもしろいようにポロポロと落とせます。短時間でピカピカになり、子どもの満足度も高いはず。洗剤を使わないので、子どもに洗剤を使わせることに抵抗のある方にもおすすめです。
親子で汚れのこそげ落としにトライ!準備と進め方
ここでは、親子同時進行で、「こそげ落とし」の掃除を進めるやり方をご紹介します。実際にパパと娘のペアがトライします!
準備する物
・割りばし(先が斜めにカットしてあるもの)
・いらなくなったポイントカード
・新聞紙やビニールシート
・掃除用手袋(パパ用、子ども用)
・エプロン
進め方
1.新聞紙やビニールシートを敷く
掃除をすると、取れた汚れやゴミがボロボロ落ちるので、作業する場所には、床を汚さないように新聞紙やビニールシートを広めに敷いてください。リビングに敷くと、親子で一緒に広々と作業ができますね。
2.掃除するアイテムを外す
パパは換気扇のファンを外して、子どもは浴室のイスと洗面器を持って、シートを敷いたリビングに運びましょう。
- ※換気扇のファンの外し方は機種によって異なるので、取扱説明書で確認してください。
3.いよいよ、こそげ落とし!
パパ
パパはファンの1枚1枚ごとに、こびりついている汚れを割りばしでこそげ落とします。
割りばしが折れないよう、気をつけて力加減して下さい。
<汚れをこそげ落とす方法>
子ども
子どもはイスと洗面器の汚れをポイントカードでこそげ落とします。乾いているほうが、取れた汚れが分かりやすいのでおすすめです。
<石けんカス汚れの簡単な落とし方>
パパは換気扇の全部のファンをキレイにしたら、子どもはイスと洗面器の全面をピカピカにしたら、終了!
4.ゴミを片付ける
取れたゴミは、敷いていた新聞紙でそのまま包んで燃やすゴミとして捨てます。ビニールシートを使った場合は、折って中央に集めゴミ箱に捨てるか、掃除機で吸い取りましょう。
換気扇はもう少し頑張って!
ファンは洗剤の湿布をするとさらに汚れが落ちるので、パパはもう少し頑張ってみてください。
ここからは場所をキッチンに移動します。傷がつかないようにシンクに新聞紙を敷いてファンを置きます。
2つ折りにしたティッシュペーパーを、割りばしを使ってファンの羽根の間に押し込み、その上からレンジ用洗剤をスプレーして湿布状態にして数分おきます。(放置する時間は使用した洗剤の表示を確認してください)
布巾やキッチンペーパーなどで汚れをこそぐようにふき取り、水洗いしてよく乾かします。
5.外した部品を元に戻す
パパは換気扇のファンを元のように取り付け、子どもはイスと洗面器を浴室に戻しましょう。
親子で頑張れましたか?1か所でもキレイになると、達成感がありますよね。
これを機会に、次は下記のようなテーマを決めて、パパと子どもで挑戦してみてはいかがでしょうか。
●キッチンのシンクを磨く
●お風呂の鏡や蛇口をピカピカにする
●トイレを隅々までキレイにする
●窓ふきをする
●ため込んでしまったもの(本、雑誌、おもちゃ、服、靴など)を整理する
子どもにとっても、掃除は楽しい、気持ちがいいと感じられたら、家事が好きになってくれるかもしれませんね!
この記事を作成・監修した
マイスター
リビングケアマイスター
吉井 和美
よしい かずみ
掃除用洗剤の製品開発を約15年、技術者向けの情報発信を約5年経験してきました。
これまでの知識を活かし、掃除に前向きに取り組めるようなコツやノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。
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