簡単にできる静電気対策〜静電気防止スプレーの活用法、適切な湿度とは〜
空気が乾燥する季節に起こりやすい、金属や人の手に触れた時の「パチッ」を防ぐためには、静電気を防ぐことが重要です。対策として、静電気防止スプレーで衣類の摩擦による静電気発生を防いだり、ゴムやプラスチックではなく皮革製の靴底の靴をはく、室内の湿度は50~60%に保つなどの対策があります。
「パチッ」の原因は衣類にたまった「静電気」
車のカギ穴やドアノブなどの金属や、人の手などに触れた時に「パチッ」とくるあの現象。原因は、皆さんが着ている衣類にたまった「静電気」です。
空気が乾燥する季節には特に気になる静電気ですが、衣類の組み合わせやお洗濯のしかたなどで対策ができることをご存じでしょうか? 静電気を防ぐことができれば、もう握手もドアノブもこわくはありません。
簡単にできる「静電気対策」
身につけるものや日常生活に気を配ることで、静電気を防ぐことができます。簡単にできるいくつかの対策をご紹介します。
1. 「静電気防止スプレー」を活用
「静電気防止スプレー」は様々な布製品に使えます。
車の布製シートにスプレーすれば、衣類とシートとの摩擦による静電気の発生をおさえ、車から降りる時の「パチッ」を防げます。
インテリアファブリックの摩擦による静電気の発生を防ぎ、衣類にたまる静電気をおさえます。
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2. 指先を濡らす
ウェットティッシュを持ち歩き、静電気の起こりそうな時に指先を湿らせておけば「パチッ」を防げます。
3. 室内の湿度は50~60%に保つ
空気が乾燥するほど静電気は起こりやすくなります。室内の湿度は、50~60%に保っておきましょう。
4. 靴底は皮革製に
靴底にゴムやプラスチックを使用した靴をはいていると、静電気がたまりやすくなります。静電気を逃がしやすくするには皮革製の靴底がおすすめです。
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静電気が起きやすい「季節」は?
湿度が低くなる「秋から冬」
静電気は水分(湿気)を通して逃げる性質があるので、湿度の高い夏や梅雨時には起こりません。しかし、空気が乾燥して湿度が低くなると、静電気は逃げ場を失い、衣類にたまってしまいます。
1年のうち、湿度が低くなる「秋から冬」にかけて静電気を感じるようになり、12月上旬には静電気を感じる人の数がピークを迎えます。
空気が乾燥しやすい「関東地方」で多発
地域別に見ると、冬場に静電気が多く発生するのは空気が乾燥しやすい「関東地方」で、少ないのは北陸や東北など雪の降る日本海側です。
この記事を作成・監修した
マイスター
お洗濯マイスター
片木 徹也
かたぎ てつや
洗濯用洗剤などの製品開発に約15年携わってきました。
日々のお洗濯を楽しく、快適に行っていただけるよう、技術に基づいたノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。
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