夜洗濯・夜部屋干しで朝がラクになる!洗濯物を夜に干す時の臭わせないコツ
毎朝忙しいママにおすすめなのが、夜に洗濯をして干し、朝に取り込む「夜洗濯」。それでも洗濯物を臭わせないコツは、乾燥の効率を上げること。スムーズな空気の通り道を作る干し方「アーチ干し」に加え、「洗濯物に扇風機の風を当てる」「大物は裾をずらして干す」といったワザで、部屋干しでも気にならない仕上がりに。
共働きの50%以上が「働くママ」
総務省の調べ※によると、最近、共働きの世帯が増えているそうです。その中でも、育児をしながら働く「ワーキングマザー(働くママ)」は52.3%と、半数を超えるという調査結果が出ています。
そこで今回は、家事に育児に大忙しのママたちを応援する「時短洗濯テクニック」をご紹介します。
- ※総務省「就業構造基本調査(2012年)」
「朝夜逆転」の発想が時短のカギ
働くママたちにとってもっとも慌ただしいのは、朝の時間帯ではないでしょうか?家族を起こし、朝食をつくり、片付けて送り出しつつ、自分の身じたくもして…そんな朝の過密スケジュールの中でお洗濯をこなすのは本当に大変なことです。
そこでおすすめなのが「夜洗濯」。朝は無理せず、余裕のある夜に洗濯して干し、朝には取り込める状態にできたらという「朝夜逆転」の発想。これは相当な時短につながります。
夜の部屋干しに万全の「ニオイ対策」を伝授
「夜の間にお洗濯が片付くならうれしいけど、それって臭わない?」と、心配される方も多いのでは?
でも、ご安心ください。以下にご紹介するような、夜の部屋干しに万全の「ニオイ対策」があるのです。
1. 「アーチ干し」をマスターする
「アーチ干し」とは、両端に長い衣類をつるし、内側に向かって短い衣類をつるしていく干し方。こうすることで、スムーズな空気の通り道が生まれ、効率良く乾燥させることができます。
- ※乾燥条件:25℃、70%RHの無風の高温高湿度室内で扇風機の風を当てながら乾燥
2. 扇風機を活用する
空気がとおりやすい「アーチ干し」のアーチに向けて、扇風機の風を当てれば、乾燥の効率がさらにアップ。湿度や温度にも左右されますが、この合わせワザで、部屋干しのニオイの心配はほとんどなくなるはずです。
3. 大物干しは「ズラシ干し」で
「アーチ干し」で干せないバスタオルなどの大物を、竿やパイプハンガーなどで干す時は、裾をそろえないのがコツ。洗濯物は上側から乾いていくので、下側は湿った状態が続きます。
そのため、裾をそろえて干すと、湿った部分が重なって乾燥が遅くなるのです。大物を干す時は、「ズラシ干し」がオススメです。
小ワザをプラスして「アイロンがけ」も時短!
「夜洗濯+部屋干し」の時短テクニックを加速させる小ワザもご紹介しましょう。シャツなどを干す時は、振りさばき、引っ張ることでしわが伸び、乾いた時の仕上がりもグッと美しくなります。上手にやれば「アイロンがけ」の時間が大幅にカットできます。
この記事を作成・監修した
マイスター
お洗濯マイスター
大貫 和泉
おおぬき いずみ
洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わってきました。
母親としての経験と研究活動を融合し、日々のお洗濯に役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。
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