ゴワゴワしたタオルは「柔軟剤」と「上手なお洗濯」で柔らかくふわふわに!
毎日肌に触れるタオルは、ふわふわだとうれしいですよね。何度か洗濯するうちにゴワゴワになったタオルも、柔軟剤を使えばふんわり仕上がります。洗濯物の量は洗濯槽の7割までにし、洗剤と柔軟剤を混ぜないように注意して。軽く振りさばいてから干すと、パイルが立ち上がり、ふっくら空気を含んだ状態で仕上がりますよ。
毎日肌に触れるものだから、肌触りにはこだわりたい!
最近は、肌触りを追求したタオルやインナーなどが増えて、毎日肌に触れるものにはこだわっているという女性も多くなっているようです。
買った直後はうっとりするような肌触りのタオルでも、何度か洗濯するうちにゴワゴワにかたくなってしまい、ガッカリしたという人もいると思います。今回は、そんなガッカリを防いで、タオルをやわらかくふんわり仕上げるコツをご紹介します。
柔軟剤と上手なお洗濯で、より心地よい肌触りに
柔軟剤には、繊維をコーティングし、衣類をやわらかくふんわり仕上げる効果があります。毎回のお洗濯に柔軟剤を使いましょう。
~お洗濯時の注意点~
洗濯物の量は7割まで!
洗濯機に一度に入れる洗濯物の量は、洗濯槽の容量の7割程度までにします。一気にすませようとたくさん詰め込んでしまうと、衣類が洗濯機の中でスムーズに動かず、柔軟剤が全体に行き渡らなくなってしまいます。
洗剤と柔軟剤を混ぜない!
洗剤と柔軟剤を混ぜたり、洗濯槽に同時に入れるとお互いの効果を打ち消しあってしまいます。必ず、洗剤は洗剤自動投入口、柔軟剤は柔軟剤自動投入口に入れましょう。
洗剤と柔軟剤を混ぜてはいけない理由についてはこちらをご覧下さい。
ゴワゴワしやすいタオルは数回「振りさばく」
ゴワゴワしやすいタオルは、干す前に数回軽く振りさばいてから干しましょう。脱水後のタオルをそのまま干すと、パイル(ループ)が固まってゴワゴワとした肌触りになることがあります。
干す前に数回振りさばくことでパイルが立ち上がり、ふっくらと空気を含んだ状態で乾くので、ふっくらと仕上がります。柔軟剤を使うと一層効果的です。
柔軟剤を使用し、適切な洗濯を行うこと、更に干す時にひと工夫加えることで、やわらかくふんわりとした触り心地が長持ちしますよ。今日からさっそく試してみてくださいね!
この記事を作成・監修した
マイスター
お洗濯マイスター
片木 徹也
かたぎ てつや
洗濯用洗剤などの製品開発に約15年携わってきました。
日々のお洗濯を楽しく、快適に行っていただけるよう、技術に基づいたノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。
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