男性のトイレあるある座談会!トイレの仕方で変わる汚れ&掃除のコツも解説
「立つ派」か「座り派」か。しばしば話題に上がる男性のトイレスタイルには、一体どんなこだわりがあるのでしょうか?男性を集めてトイレ事情を深掘ってみたら、現在のトイレスタイルに行き着くまでの様々な背景や、男性流トイレのTPO(!?)など、たくさんの共感とこだわりが見つかりました。また、トイレの仕方で変化する汚れや掃除のコツも解説。パートナーのトイレスタイルで、お掃除に悩んでいる女性も必読の座談会をお届けします!
女性が理解し得ない「男性のトイレスタイル」にあえて迫ってみた
こんにちは、ライターのいしかわゆきです。
皆さん突然なんですが、トイレ掃除ってどうしてますか?
私の場合は、基本的には自分で掃除しているのですが、先日、仕事が忙しくてパートナーにトイレ掃除を頼んでみたら、「正直、トイレ掃除のやり方ってよくわからないんだよね…」と明らかに嫌そうな顔をされたんです。
私が「トイレは一緒に使うものだからもう少しトイレに関心を持ってほしいんだけど…」と伝えると、「掃除方法がわからないだけで、男ってトイレへのこだわりはすごく強いからね!」と言い返されたんです…。
「いや、男のトイレへのこだわりって…何?」と思った私は、男性のトイレ事情について軽い気持ちで調べていると、トイレスタイル診断という情報をLidea編集部から教えてもらいました。
そう考えてみると、何があろうと立つ派を貫く人や(※祖父です)、同居人に言われてしぶしぶ座り派に切り替えた人(※父です)など、今のトイレスタイルになるまでには、さまざまな経緯や背景が存在しているのかもしれない…。
これは女性からすると全くもって理解不能な領域ですが、逆に私が男性のトイレ事情を理解することができれば、ちょっとはパートナーとのトイレ論争が解消できるかもしれない…!
「あなたのトイレのこだわり、私はわかってますよ」と相手を理解することで、トイレを快適に使うために歩み寄ろうじゃありませんか。
ということで、急遽知人男性を集めてトイレ座談会を実施することにしました。
正直、「あなたのトイレスタイルはなんですか?」という質問をするのにはかなり抵抗があったのですが、パートナーと快適にトイレを共有するため頑張りました。というわけでさっそく行ってみましょう!
そもそも男性のトイレスタイルってどうやって決まっているの?
今回は、以下の皆さんに、女性が知らない男性のトイレ事情について伺ってまいります!
本日はお集まりいただきありがとうございます。ようこそ、神聖なるトイレ座談会へ。
ではさっそくですが、皆さんのトイレスタイルから教えてください!
では私から。元々は立つ派だったんですが、大学生の時に結婚して、妻の実家で生活することをきっかけに座る派に転向しました。
というのも、妻の実家は「男性もトイレは座ってするものだ!」という方針があったので、座る以外に選択肢はありませんでしたね。
自分の意志ではなく、家庭の事情で強制的にトイレスタイルを変えられたんですね。
そうなんです。最初の方は、つい立ってすることがあったのですが、「今立ったまましたでしょ」と妻に気付かれてしまって…。一生懸命音を立てないように当て所を工夫していましたが、ムダな抵抗でした(笑)。
それ、すごくわかります!
僕も立つ派だったんですが、10年前に同棲を始めた時に座り派になりました。自宅で一緒にいる時は音でバレてしまうので、彼女がいない時にこっそり立ってしてましたね。
実は私もかなり似たような経歴になります。
妻と結婚した時は、立つ派で許してもらえていたんですが、新しくマンションを購入したタイミングを機に、「これからは座ってくれ」と言われまして(笑)。今は完全に座り派に落ち着いています。
皆さん、パートナーの意見でトイレスタイルを変えられているんですね!(パートナーが強すぎる…)
ではZ世代のうりっぽさんはどうでしょうか?
僕は幼少期の頃から親に座るように教えられてきたので、基本的には座り派です。
ただ、公共の場などで立ち専用小便器があれば、立ってすることもあります。
幼少期から座ってするように教育されてるって、なんだか時代の流れを感じますね。では最後に井川さんのトイレスタイルをお伺いできますか?
僕はひとり暮らしでずっと立つ派です。座ったことは人生で数えるぐらいしかないですね。新築の友だちの家に遊びに行った時や、「座ってください」と書かれている飲食店のみで座る感じです。
本日唯一の立つ派ですね。ちなみに井川さんが立つ派を貫き続けているのはなぜなんでしょうか?
やっぱり環境が大きいと思います。私の実家には小便器と個室があったのですが、小便器を優先的に使っていたので、立ってするスタイルが染みついてるんですよ。
確かに小便器と個室があったら小便器を選んじゃいそうですね。
あと僕は、トイレをきれいな場所だと思っていなくて、できるだけ早く出たいと思ってるんです。身体に触れる部分も少なくてすぐに出られる「立つ派」の方が清潔だと思ってるんですよ。
あ〜、確かに男性の視点で考えてみると、立つ派清潔論は理解できますね。
男性が「立つ派」から「座り派」に変わるのは、パートナーの指摘だけじゃない?
ここまでのお話を聞いていると、パートナーさんに指摘されてトイレスタイルを変えた方が多いですね。ということは、指摘されなければ皆さんは「立つ派」を貫いていたんですかね?
いや、いずれ座り派にチェンジしていたと思います。
え〜、その理由聞きたいです!
僕の場合は、自分でトイレ掃除をするようになって考え方が変わったんですよ。ちゃんと掃除をしてみて分かったんですが、立ってするとすごく飛び散っているんです。
実際に掃除をしてみて、広範囲に飛び散っていると体感した時に、「座ったほうが合理的だ!」って納得できたんです。
それすごく分かります。
僕はバーを25年間経営しているんですが、とにかくトイレ掃除が大変なんです。1週間に1度は壁も漂白剤で洗っていたので、立ってすると汚れると分かっていたんです。なので、妻からの「座ってほしい」という提案はすぐに受け入れることができました。
なるほど。男性を座り派に転向させる1つのきっかけは、自分で掃除をやってもらって汚れていることに気付いてもらうことかもしれませんね。
女性には理解し難い男性のトイレあるある
では、ここからは男性のトイレ事情を理解するために「男性トイレあるある」について教えていただきたいのですが、あるあるをお持ちの方っていらっしゃいますか?
「飛沫を抑える自己流のフォームを持っている」とかはあるあるだと思ってます。
僕の場合は、洋式トイレの奥の壁に手をついて、グッと便器に近づけるんです。
これで飛び散るリスクを回避できると思っています。普段は座り派ですが、急いでいる時やピンチの時にオススメです。
男女共用トイレで男性がそんなことをしていると考えると…なんかめっちゃ嫌なんですけど(笑)
女性には申し訳ないんですが、ふじさわさんの発言すごくわかりますね。私の場合は、壁に手が置けるように便器の向こうに棚をつけました。
女性としては、絶対に的を外さずにキレイに使ってほしいんですが、男性にとって的を外さないって結構難しいんですか?
例えば、出始めと終息時って勢いが全然違うんですよ。なので、人生で一度も的を外したことがない人はいないと思うんですよね。
僕もそう思います。
なぜ若い世代は座り派が多いのか?
皆さん「立ってすること」に対するこだわりが強いんですね。ちなみに、飛び跳ねないように工夫するくらいなら、座ればいいじゃんって思うんですけど…。
実は、座ってこぼしたことが何度かあるんですよ。「座ったから大丈夫」という安心感に包まれていたら、周囲が水浸しになっていて。それこそ、立ってした時の被害とは比べ物にならないぐらいの大惨事でした。
座ってしまうと、意外にズレている感覚がないんですよね。僕も考え事をしながらスマホを見ていたら、大惨事になっていたことがあります…。
男性の場合は、座っていてもミスすることがあるんですね…。
数は多くないと思いますが、座っていても油断するとミスすることはあると思います。
ちなみに、年代によってトイレスタイルの傾向ってあるんですか?
若い世代の男性は座り派が多いイメージがありますね。
なんで若い世代に座り派が多いんですかね?
これは30代男性の意見ですが、「洋式トイレが実家にあったかどうか」は大きなポイントだと思うんですよ。
僕は洋式トイレが導入されたのが小学2年生の時で、「これからは座ってするんだよ」と言われたんですけど、完全に無視してました。そんなの急に言われても…って(笑)。
たしかにうちの実家は未だに和式なので、座るなんて誰も思ってもないですし、親に言われたこともないですね。
外出時は「トイレの豪華さ」でトイレスタイルを決めている?
先ほど、石川さんから「座ればいいじゃん」って意見がありましたが、僕的には、「バーや居酒屋では立つ派に変更しがち」があるあるだと思ってて。皆さんどうですか?
え…?なんでバーや居酒屋だと立つ派に変更しちゃうんですか?
バーや居酒屋などの方には本当に申し訳ないんですが、「俺以外の男もみんな立ってる」と思って、立ってしちゃうんです。
ぼくも井川さんと同じです。家族ならまだしも、全然知らない人のおしりがついていた場所に座ることにも抵抗があって…。
そういう男性ってすごく多いと思うんですよね。立つ派の場合は、自分以外のものに触らずにトイレから出られるので衛生的だと思うんです。
普段座り派の皆さんも外出時は「立つ派」になるんですか?
僕の場合はトイレの豪華さで判断してますね。
トイレの豪華さ?
例えば、大きな百貨店等の立派なトイレだと「ちゃんと掃除してるだろうな」という信頼感があるんです。逆に、不清潔に見えるトイレの場合は「どうせ汚れてるんだったら…」と思って立ってしますね。
具体的に言えば、「リモコン式のウォシュレットがあること」は1つの判断基準になっている気がします。清潔感と新しさって比例すると思うので。
なるほど、外出時はトイレの豪華さで立つか座るかを判断しているんですね。個人的には、外出の際にトイレを使用する時は、絶対に女性専用トイレを選ぼうと心に決めました…(笑)
座り派が増えたことでトイレ汚れのポイントは変化していた!?
正直、男性のトイレスタイル事情には無関心でしたが、皆さんのこだわりなどを聞いていると驚きや発見がたくさんでびっくりしてます。
そして今日は、データの観点からも男性のトイレ事情に迫りたいなと思っていて、ライオンでリビングケアマイスターとして活動されている吉井さんに来ていただきました!
よろしくお願いいたします!皆さんのトイレ事情をとても興味深く聞かせていただきました。
まずライオンが実施した「トイレスタイルにまつわる調査※」(2021年)によると、座り派が60%を超えていることが分かりました。
立つ派から座り派に変わった理由としては、皆さんの話題にも上がったように、「汚れる体験をした」「どれだけ跳ねるかというデータを見た」「掃除する人の気持ちを考えて座りに変えた」という意見が上位を占めていました。
トイレスタイルにまつわる調査※の詳細はこちら。
男性に座ってしてほしいと思っている方は、この辺りを意識すると良さそうですね。
はい、習慣が変わるきっかけになるかもしれませんね。次に、「立った場合」と「座った場合」でどこが汚れやすいかをご説明します。
まず、立った場合は、「便器のフチ」や「便座の継ぎ部分」、「床」や「壁」が汚れやすくなります。
やっぱり壁や床にまで幅広く飛び散っているんですね。
そうなんです。では、座った場合はどうかというと、下の写真のように「便座の裏側」や「フチ裏」が尿ハネで汚れやすくなります。実は、座ったからといって、汚れなくなるわけではないんです。
座り派の方は便器の外への飛び散りは防げるものの、便器内の汚れが増加してしまうんですね…。
その通りです。座り派の男性に限らず、女性の場合もこのような汚れ方をするんです。
「フチ裏」って汚れも見えづらいし掃除も大変で、きれいになっているか、いつも不安だったんですが、そこに汚れがたまりやすいなんて…最悪すぎる。
加えて、水を流しても、フチ裏に飛び散った尿ハネはすすぎきれないのです。
便器の水量ではうまく流せない部分に汚れが溜まりやすくなるんですね。それは知りませんでした。
そうなんです。私たちとしても、掃除しにくい場所に汚れが溜まってしまう現状をどうにかしなければ…ということで生まれたのが、ライオンの新製品「ルックプラス 泡ピタ トイレ洗浄スプレー」なんです。
※1 ここから先は外部サイトへ移動します。価格やサービス内容については、各サイトに記載されている内容をよくお読みになり、ご自身の責任でご利用ください。
※2 通販限定販売品は、「取扱店舗を探す」ではご案内しておりませんのでご了承ください。
この商品の大きな特徴の1つは、便器のフチ裏にスプレーして60秒待って流すだけで、密着泡が汚れに働くので、ラクに掃除できることなんです。擦らずに待つだけなので、お掃除が苦手な方にもオススメです。
トイレで汚れやすい場所の変化に合わせて洗剤の役割も変化しているんだ!これめっちゃいいですね~!
吉井さん、ちなみにこれはフチ裏限定の洗剤ですか?
いいえ、この商品は、フチ裏以外の掃除にも使えますよ。便座の裏側や床などの拭き掃除用としても使用できるので、座り派の方が多いご家庭はもちろん、立つ派の方にも使っていただけますよ。
これ1つで面倒なフチ裏掃除だけではなく、それ以外のトイレ掃除にも使えるわけですか。これは買いですね。
確かにこの商品はすごくいいですね。僕は普段トイレ掃除をやっていますが、別に好きなわけじゃないので、なるべくやりたくないんです。それがスプレーで吹きかけるだけで済むのであれば、めちゃめちゃラクだと思いました。
僕は普段あんまりトイレ掃除をしていなくて、トイレって掃除するのが一番しんどい場所だと思っているのですが、それがラクにできるのは嬉しいですね。
ありがとうございます。まさに「頑張らなくてもキレイでいてほしい」という思いが詰まっているので、ぜひ試してみてください。
この商品はとても便利ですね!そして今日は、男性のトイレ事情を知るだけではなく、掃除のコツも知れて、とても学びが多かったです!
男性のトイレに対する気持ちや価値観も深く知ることができました。皆さん、本日はありがとうございました!
パートナーと快適にトイレを共有するために
さて今回は男性のトイレスタイル座談会を実施するということで、未知なる領域に足を踏み入れてみたわけですが、「立つ派」「座り派」といっても、場所や状況で使い分けたり、ちょっとしたこだわりやルールがあることを知りました。女性はどんな時でも座ることが当たり前だけど、男性は、当たり前ではないんだなぁと。
他にも、男性が立つ派から座り派にシフトした理由が、お掃除や同居のタイミングがきっかけになっていたのも大発見で、私のようにパートナーのトイレスタイルに不満を持っている女性は、参考になるかもしれません。
さて、男性のトイレ事情に加え、お掃除ポイントも学んだ私は、「トイレの掃除方法がわかんない」と言っていたパートナーのトイレスタイルを聞いてみようと思います。
恐らくパートナーは座り派だと思うので、「特にフチ裏が汚れやすいのでルックプラスの泡ピタ トイレ洗浄スプレーを吹きかければいいんだよ」と、今日学んだことを教えてあげようと思っています。
それでは皆さんも「ルックプラス 泡ピタ トイレ洗浄スプレー」で快適なトイレタイムを。
イラスト:小迎裕美子
・当記事に掲載の情報は、全てがライオン株式会社の見解を示すものではありません。
この記事を書いた人
いしかわゆき
フリーランスのライター・編集者。ストレスをかけずに生きるズボラの民。趣味はサウナと温泉を巡ること。
X(旧Twitter):https://twitter.com/milkprincess17
note:https://note.com/milkprincess17
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よろしいですか?
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