「洗濯槽のイヤなニオイ」は日頃のお手入れと掃除ですっきり解決
梅雨から夏にかけては、家の中のイヤなニオイが気になりますね。洗濯槽のカビくさい臭いもそのひとつ。ライオンの研究により、ニオイの主原因は「マイコバクテリウム属の菌」の影響が強いことが明らかになりました。洗濯槽もケアできる衣料用洗剤を活用するほか、日々のちょっとしたお手入れで洗濯機内をきれいに保ちましょう。
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梅雨から夏にかけては、家の中のイヤなニオイが気になりますね。洗濯槽のカビくさい臭いもそのひとつ。ライオンの研究により、ニオイの主原因は「マイコバクテリウム属の菌」の影響が強いことが明らかになりました。洗濯槽もケアできる衣料用洗剤を活用するほか、日々のちょっとしたお手入れで洗濯機内をきれいに保ちましょう。
ライオンでは、世代による衣類から感じるニオイの傾向の違いを「世代臭」と名付けています。世代ごとに体臭が異なるのは、汗と皮脂の量や質の違いが異なるニオイを発生させるため。枕カバーは20代以降、靴下は幅広い世代でニオイが発生しやすいもの。たとえば、枕カバーの落ちにくいニオイには「つけおき洗い」がおすすめですよ。
運動したあと、汗や皮脂のニオイがしみついたスポーツウェア。ニオイを解消するには、普通にお洗濯するより「つけおき洗い」をするほうが有効なの?実際に比較したところ、つけおき洗いのほうがイヤなニオイが少なくなっていました!つけおき洗いのとき、「液体酸素系漂白剤」も加えると、さらにニオイを消す効果がアップします。
汗のニオイが気になる衣類には、「つけおき洗い」が有効。洗濯おけに、ぬるま湯(40℃くらい)と消臭効果のある洗剤入れ、30分~2時間つけおきしましょう。その後、衣類と洗剤液をそのまま洗濯機に入れ、ほかの衣類と一緒に普段通り洗濯します。菌が増殖してニオイが発生しないよう、ため込まず「こまめに洗濯すること」も重要ですよ。
汗のニオイ汚れに対して、「つけおき洗い」は本当に効果があるのでしょうか。バドミントン日本代表選手の皆さんに、ニオイ汚れに強い洗剤を使用してウェアのつけおき洗いを試してもらいました。すると、「ニオイがスッキリ落ちました!」「手軽にできて、汗のニオイもとれて気分も爽快」などの感想をいただきました。
吸汗・速乾性がうれしい「機能性インナー」。型くずれを防ぐには、洗濯ネットに入れて洗いましょう。汚れが繊維の奥まで入りやすいので、ニオイや黄ばみが気になったらつけおき洗いを。毛玉をおさえるには、柔軟剤の使用も効果的です。色あせ防止のためには、陰干しがおすすめです。化学繊維は熱に弱いため、乾燥機の使用は控えて。
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