家族で家事をシェアしよう!失敗しない「洗濯術」
共働き世帯へのライオンの調査によると、夫が失敗しがちな家事の1位は「洗濯」。そこで、男性に確認です!お洗濯前にポケットを裏返して中身を出していますか?柔軟剤は使っていますか?「アーチ干し」で風通しをよくしていますか?ちょっとしたコツをおさえるだけで、生乾き、しわ、型崩れなど、ありがちなお洗濯の失敗を防げますよ。
夫が失敗した家事の第1位は「洗濯」
共働き世帯に家事分担について調査した結果によると、夫の「家事で失敗をしたエピソード」は「洗濯」に関することがもっとも多くあがりました。
せっかく家族のためにがんばってお洗濯をしたのに、「洗濯物を半乾きで取り込んだ」「洗濯機の洗剤と柔軟剤を入れる場所を間違えた」などの文句をいわれてしまえば、家事参加をしようとする夫のやる気もしぼんでしまいます。
お洗濯の失敗を防ぐには、ちょっとしたコツがあります。失敗してしまった経験のある人は、ぜひ参考にしてみてください。
お洗濯で「最低限」気を付けたいポイント
まずは、お洗濯をする時に、「最低限」気を付けておきたいポイントからご紹介します。
1. お洗濯前にポケットの中身を確認
洗濯の前には、必ずポケットの中身を確認し、ポケットの布地を裏返して(外に出して)から洗濯機に入れましょう。ポケットにはホコリがたまりやすく、湿ったハンカチを入れておくことも多いため、菌の増殖も心配なので、清潔にしておきたい部分です。
もし、ポケットにティッシュを入れたまま洗ってしまったら、濡れている間に取り除くことが大切です。ジーンズなどの場合、ティッシュと綿は同じセルロースという物質でできているため、乾くとはり付いてしまい取りにくくなります。手ではらったり、洋服ブラシで落としたりして乾く前に取り除きましょう。
2. 柔軟剤を活用
洗剤だけで洗うとバリバリになってしまうタオルも、「柔軟剤」を入れるとふんわり仕上がります。
柔軟剤は必ず専用の投入口に入れましょう。洗剤と柔軟剤を同時に洗濯槽に入れてしまうと、お互いの機能を打ち消し合ってしまいます。洗剤は洗剤投入口へ、柔軟剤は柔軟剤投入口に、それぞれ入れましょう(洗濯機のメーカーや機種によって、洗剤や柔軟剤の投入口の場所は異なります)。
また、柔軟剤には、衣類がからみにくくなる効果もあるので、脱水後に洗濯物を取り出す時に簡単に取り出せます。
「干し方」にもひと工夫を!
早く乾かすために「干し方」を工夫してみましょう。
角ハンガーの両側に丈の長いもの、内側に短いものをかける「アーチ干し」にすることで、風通しが良くなり、乾燥する時間も短くなります。
角ハンガーにギッシリ詰め込むように干してしまうと、風通しが悪くなって乾きが遅くなり、生乾きのニオイが発生するリスクも高まります。
「衣類を傷めない」上手な干し方
衣類の「洗濯バサミあと」や「伸び」にがっかりしないために、大切な「衣類を傷めない」干し方のコツをご紹介します。
1. 「洗濯バサミ」をストッパーとして活用
タンクトップやキャミソールは、ハンガーにつるすだけでなく、「洗濯バサミ」を使ってみましょう。
繊細な肩の部分が型くずれしないように、ハンガーの両端を洗濯バサミでとめて「ストッパー」にします。衣類の上から洗濯バサミではさむとピンチあとが残ってしまうので、あくまでストッパーとして使うのがポイントです。
2. ブラはアンダー部分をはさんで「カップの型くずれ」防止
ブラジャーは、上下を逆さまにして干すのがポイントです。アンダー部分をはさんで干すだけで「カップの型くずれ」を防ぐことができます。意外と知られていないワザの1つです。
この記事を作成・監修した
マイスター
お洗濯マイスター
大貫 和泉
おおぬき いずみ
洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わってきました。
母親としての経験と研究活動を融合し、日々のお洗濯に役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。
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