ペットの飼い主さん必見!衣類につく猫の毛・犬の毛対策

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LION お洗濯マイスター

大貫 和泉おおぬき いずみ

お洗濯
ペットの飼い主さん必見!衣類につく猫の毛・犬の毛対策

ペットの抜け毛が増える季節も快適に!

かわいいペットとの暮らしは楽しいものですが、「ペットの毛」は悩みの種ですね。
抱っこすると衣類にペットの毛がびっしり!ペットの洋服、マット、毛布など布製品に毛がつくと取りづらく、部屋の中には常にペットの毛が落ちていることから、「粘着式クリーナーが手放せない」「こまめな掃除機かけが必須」といった声がよく聞かれます。特に春と秋は、犬も猫も毛が生え変わり、抜け毛がグッと増える時期。

ペットの毛の付着を防ぐ対策や、衣類についた毛の落とし方を知っておくと、抜け毛が増える時期も快適に過ごせますよ。

●ペットの布製品のお洗濯については、こちらをごらんください。
「ペット用品(タオル、マット、服など布製品)」のお洗濯方法

衣類につくペットの毛を減らすには「ブラッシング」がカギ!

ペットを「ブラッシング」すると、内側に埋もれている毛が取り除かれるので、ペットの抜け毛の床への落下や衣類への付着を減らすことができます。

ペットのブラッシングのポイント

1. ブラッシングはできれば毎日。機会を増やして

ブラッシングはペットのお手入れの基本。抜け毛や汚れを取り除くだけでなく、コミュニケーションとしてペットに愛情を伝える効果もあります。ペット専用のスリッカーブラシやラバーブラシなどペットに合わせたブラシで行いましょう。

スリッカーブラシ・ラバーブラシ

毛は毎日抜けるので、ブラッシングはできれば毎日行うのがおすすめです。特に、春と秋の抜け毛が増えるシーズンには、こまめなブラッシングが大切です。毛が柔らかい耳の後ろやわきの下は、毛が絡みやすいので念入りに。

抜け毛を放置すると残っている毛に絡んで毛玉になり、それが原因で皮膚が蒸れ、皮膚トラブルを招くこともあります。
皮膚が弱いペットや皮膚炎などの疾患部位があるペットの場合は、疾患部位を避け、力を入れすぎないよう、全身を優しくブラッシングしましょう。

2. ペット用の「ブラッシングスプレー」を併用する

ペットのボディに「ブラッシングスプレー」をスプレーしてからブラッシングをすると、なめらかなブラシ通りで、毛並みを整えやすくするだけでなく、ブラッシング時の毛の舞い散りを抑え、抜け毛も取れやすくなるため、お部屋への抜け毛の落下や布製品への付着を防ぐことができます。

さらに、静電気防止効果があるブラッシングスプレーを使用することで、ペットが嫌がるパチパチを抑え、乾いた後は、花粉やハウスダスト等の静電気による付着も防止することができます。そして、ペット用の布製品や人の衣類にも毛がつきにくくなり、一石二鳥。

ブラッシングスプレーは、ブラッシングのたびに使用するのがおすすめです。

衣類についたペットの毛を取るには

衣類についたペットの毛は、ローラータイプの粘着式クリーナーやエチケットブラシ(洋服ブラシ)で落としましょう。粘着式クリーナーは毛がよく取れますが、セーターなどのニットなどに使用すると毛羽立つのが難点。その点、エチケットブラシは、衣類を傷めず広範囲の毛を短時間で取ることができ、ニットのお手入れには最適です。

エチケットブラシ・粘着式クリーナー

表面に凹凸の少ない衣類は毛がつきにくい

「衣類の表面が凹凸しているか」によっても、毛の付着しやすさが変わります。毛がつきにくいのは、凹凸の少ない生地の衣類。例えば、綿素材のコートや表面がツルっとしたウインドブレーカー、トレーナー、チノパンなど。室内着やペットとの散歩用のアウターには、このような衣類を選ぶのもおすすめです。

逆に、表面に毛羽や凹凸があるウールのコートやセーター、コーデュロイのパンツなどは、毛がつきやすいので要注意です。


教えて マイスター

毛が抜けにくい品種と、抜けやすい品種があるのはなぜ?

抜け毛が少ない「シングルコート」と
換毛期に毛がごっそり抜ける「ダブルコート」があります。
最近は季節に関係なく毛が抜けるペットも

ペットの体毛についての基礎知識や、毛の抜けかわり時期について、ライオン商事株式会社の獣医師・遠山洋美さんに聞きました。

●犬や猫の体毛は、「オーバーコート」と「アンダーコート」の2種類

犬や猫の体毛は、主に2種類あり、太く硬い毛で皮膚を保護する「オーバーコート(上毛)」と、密生する柔らかな毛で保温・保湿を担う「アンダーコート(下毛)」があります。
犬や猫は1つの毛穴から7~15本程度の毛が生えていて、1本のオーバーコートと複数のアンダーコートが組み合わされて生えています。

●春と秋は、犬や猫の毛が生え変わる「換毛期」

犬や猫の毛が夏毛や冬毛に生え変わることを「換毛」と言い、その時期を「換毛期」と言います。犬も猫も、春と秋は換毛期にあたり、犬や猫の種類によっては特に抜け毛が多くなります。

年2回ある「換毛期」は、日照時間と気温が関係していると言われています。日が短くなり気温が下がってくる秋の換毛期は、短い下毛から長めの下毛に生え変わることで、冬の寒さから体を守るといわれています。 対して、春の換毛期は、夏の暑さに備えて短い下毛に生え変わり、長めの下毛がごっそり抜け落ちるため、驚くほど毛が抜けます。

●ダブルコートとシングルコートの品種がある

犬も猫も、育種改良された地域の寒暖差などによって被毛の形態が違います。
寒冷地や四季の寒暖差がはっきりしている地域で改良された品種は、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の二重構造からなっている「ダブルコート」です。犬の場合、柴犬やコーギー、ポメラニアンなどはダブルコ-トの品種で、春と秋にアンダーコートが一気に抜け変わります。

一方、温暖な地域で改良された品種は、アンダーコート(下毛)が少なく、オーバーコート(上毛)のほうが発達していて全体の毛の多くを占めており、「シングルコート」といいます。犬の場合は、トイプードル、マルチーズ、ヨークシャーテリアなどがシングルコートの品種で、ダブルコートの品種と違って一気に毛が抜け変わる季節はなく、年間を通して少しずつ毛が生え変わります。

ただ、最近はペットの室内飼いが多くなり、季節に関係なく一年中同じ気温の中で生活するペットが増えました。そのため、ダブルコートの品種でも換毛期が乱れるケースも多くみられるようです。

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