【マンガ】一緒の時間を大切にしたい。オオカミ一家に学ぶ家族のかたち
動物の中でも「家族愛」が強いオオカミ。夫婦で協力し子育てに励み、時には群れの仲間たちが世話役を引き受けるなど、家族でお互いにサポートしあって暮らしているオオカミの習性には、人間と共通するところがいくつもあります。これまで当たり前のように過ごしてきた家族との時間や関係を見つめ直すヒントとして、漫画『こりせんまん』の作者、田川ミさんによるオオカミの家族の物語をお届けします。
家族とのつながり、家族との大切な時間
「おうち時間」が増えたことにより、最近は家族で過ごす時間も長くなっています。それを幸せに思うこともあれば、時には慣れない状況にストレスを感じることもあるかもしれません。
とは言え、家族が一緒に過ごせる時間は限られています。
子どもはいつの間にか大きくなり、いつまでも元気だと思っていた親の背中は小さく見える…。当たり前だと思って過ごしていた家族の時間は、あっという間に過ぎていきます。
今回は、家族とのつながり、家族との大切な時間について見直すきっかけとして、“オオカミ家族”の物語をお届けします。
実は、祖父、祖母、親兄弟などの仲間たちと共に暮らしているオオカミの習性には、私たちニンゲンと共通するところもいくつかあるのです。
ニンゲンと共通するオオカミの習性
1.群れの仲間も子育てに協力的
子孫や兄弟など血縁関係のある仲間と群れを形成するケースが多いオオカミは、狩りや縄張りの防衛の時だけでなく、子育ても仲間と協力して取り組みます。
2.大人オオカミを真似て成長
狩りの方法や遠吠えの仕方など、子どものオオカミは大人たちの姿を真似て成長していきます。時には、大人オオカミの変な行動を真似することもあるそうです。
3.仲間が亡くなると喪に服す
遠吠えなどで感情表現をするオオカミは、仲間の死を悼む気持ちがあると言われています。中には、悲しさのあまり数日間も元気が出ない状態が続くオオカミもいるそうです。
4.生きる道がそれぞれ違う
大人になったオオカミは、群れを旅立つもの、群れに残るものなど、兄弟、姉妹でも生きる道はそれぞれ違います。群れを出たオオカミは、パートナーを見つけて新たな群れを形成します。
ハヤテとイズミ−泣き虫オオカミ姉妹が選んだ道−
■キャラクター表
選んだ道は違えど、立派なオオカミに成長したハヤテとイズミ。2頭の成長には両親をはじめ、仲間たちのあたたかい愛がありました。
いたずらに手を焼かせたことも、なかなか泣き止まず困らせたことも、家族にとってはかけがえのない瞬間です。
ハヤテとイズミの物語が、その何気ないひと時を改めて見つめ直し、より家族のつながりを深めるためのあなたへのヒントになればうれしいです。
監修:茂木千恵(ヤマザキ動物看護大学)
・当記事に掲載の情報は、執筆者の個人的見解で、ライオン株式会社の見解を示すものではありません。
この記事のマンガを描いた人
田川ミ
漫画家。マグコミ(マッグガーデン)にて動物達が主人公の漫画『こりせんまん』を月一連載中。代表作『ちちこぐさ』全8巻。
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