【マンガレポート】漫画家・大童澄瞳が見た、最強のライオンビオトープ!
ライオンは自然と共生する社会の実現のため、全国各地の工場や事業所で「ビオトープ」を作るなど様々な形で生物多様性保全のための活動を行っています。今回は、人気マンガ『映像研には手を出すな!』の作者で、自宅の庭のビオトープ作りを熱心に行っていることでも有名な漫画家・大童澄瞳さんがライオンの千葉工場のビオトープを訪問!その様子をレポート漫画で描き下ろしていただきました。
あなたは『ビオトープ』という言葉を聞いたことはありますか?ビオトープ(biotop)とはドイツ語で「生き物の生息場」を意味します。
川や池、林や森など生き物が生息、生育する場所は、自然であっても人工であっても、ビオトープなのです。近年では、環境保全の一環としてビオトープ作りに取り組む企業や、趣味として庭やベランダにビオトープ設置する個人が増えているのだとか。
SDGsに積極的に取り組んでいるライオンも、各工場や事業所で社員たちがビオトープ作りをはじめとした地域特有の様々な生物多様性保全活動を行っています。
今回はLidea編集部が、ご自身もビオトープ作りがライフワークだという漫画家・大童澄瞳先生をライオンの千葉工場のビオトープにご招待!大童先生がレポート漫画を描いてくださいました。
大童 澄瞳(おおわら すみと)
1993年生まれ、神奈川県出身。高校では映画部に所属。その後、漫画を描き始め2015年コミティア111に出品。2016年『映像研には手を出すな!』にて連載デビュー。現在も「月刊!スピリッツ」(小学館)で連載中、単行本は7集まで発売され120万部(2022年11月現在)を突破している。同作は、アニメ化、実写ドラマ化・映画化されており、アニメ版ではED映像を手掛けたことで、アニメーターとしてもデビューしている。
Lidea編集部、大童先生を千葉工場のビオトープに誘う!
はじめまして!Lidea編集部です。実はこの間、大童先生がSNSで自宅のビオトープを熱心にお手入れしている様子を投稿しているのを拝見しました!
SNSを見てくれてありがとうございます。
4年ほど前から自宅の庭でビオトープを作り始めました。
いろいろな生き物がやってきて、とってもおもしろいですよ。
大童先生は生き物が大好きなんですね。実は当社も生物多様性をキーワードに各工場や事業所で様々な活動を行っているんです。千葉工場にはビオトープもあるのですが、よかったら遊びにいらっしゃいませんか?
(企業のビオトープ…どんなものだろう?)ぜひ行かせてください!!!!!
大童先生、千葉工場にあるビオトープ(通称:レオトープ)に向かう!
レオトープのここがすごい、大童先生の注目ポイント!
千葉工場のレオトープが目指す未来
大童先生!ステキなレポート漫画をありがとうございました!
こちらこそ、お誘いいただきありがとうございました。すごく勉強になりました。
自宅にも井戸を作る計画を練ろうと思います。
今回、千葉工場レオトープについてお話を伺ったのは・・・・
千葉工場 篠崎さん
大童先生にレオトープまで来ていただき、とてもテンションが上がりました!生き物の話やレオトープ整備について、趣味が合う者同士の楽しい時間となり話が尽きず、本当に生き物が好きな方だと感じました。また、コツコツ作り上げてきたレオトープを皆さんに知っていただける、とても良い機会となりました。今後も楽しみながら生物多様性保全活動ができる場となり、さらには千葉工場の魅力スポットとなるよう、活発な活動にしていきたいと思います。
千葉工場のビオトープだけじゃない!ライオン各工場や事業所の生物多様性保全活動
今回、大童先生が訪れた千葉工場ビオトープのほかにも、ライオンでは、地域ごとに様々な生物多様性活動を行っています。そのうちの5つの工場・事業所の様子をご紹介します。
ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社四日市工場の吉崎海岸保全活動
担当者・後藤さん
当工場では、毎月第一日曜日に「四日市ウミガメ保存会」が主催する「吉崎海岸における砂浜植生の保全活動」に2015年から参加しており、地元住民や企業の方々と一緒に海岸清掃や外来種植物の駆除活動に取り組んでいます。2014年を最後にウミガメは来ていませんが、再びウミガメが産卵できるキレイな砂浜環境を目指しています。
ライオンケミカル(株)オレオケミカル事業所のトンボ池整備活動
担当者・大野さん
瀬戸内海国立公園内にあるオレオケミカル事業所は、絶滅危惧Ⅱ類アカトンボ「マイコアカネ」の繁殖と、その生態系が維持継続され、毎年マイコアカネの飛来が確認できる環境を目指して、従業員が手作りでトンボ池(ビオトープ)を造成・管理しています。トンボファーストの気持ちで、社員参加型環境整備を毎年行っており、8月末の定例行事となっています。
大阪工場のアカウミガメ保護活動
担当者・大道さん
大阪工場では、2010年からアカウミガメの上陸時期に合わせて、「日本ウミガメ協議会」や「みなべウミガメ研究班」と共同で、千里浜海岸(みなべ町)にてアカウミガメの保護活動を行っています。卵を食べてしまうタヌキによる食害を防ぐ金属柵の設置により、2016年に食害ゼロを達成、現在も継続しています。また、砂浜の清掃や孵化率調査などにも取り組んでいます。
平井事業所のラムサール条約登録湿地の清掃活動とムジナモ育成活動
担当者・梅澤さん
ラムサール条約に登録された湿地である「葛西海浜公園の東なぎさ」。普段は人が入れないところですが、漂着したプラスチックなどのゴミを清掃する活動に参加しています。同時に鳥や魚などの自然観察会に参加して、知識を深めています。また、植物学者の牧野富太郎博士が、江戸川河畔で発見した食虫植物で絶滅危惧種の「ムジナモ」を増やそうと活動しているムジナモ保存会に参加して、育成に励んでいます。なんと今年、花が咲きました!どちらも「えどがわエコセンター」と連携しています。
名古屋オフィスのヒメボタル保護活動の支援
担当者・天池さん
名古屋オフィスでは、ヒメボタル保護育成に取り組む「名古屋城外堀ヒメボタルを受け継ぐ者たち」と協力し、清掃活動・パンフレット作成などの保全活動を行っています。
外堀のヒメボタルは、深夜に光り、また都会のど真ん中で生息するというとても珍しい特徴を持っています。説明会や鑑賞会などを通してこのホタルの事を皆さんに知っていただけるよう、周知活動も実施しています。
これまで、なかなか表に出ることのなかったライオンの生物多様性保全活動。ライオンは自然環境に配慮した製品の開発・販売はもちろん、地域の生物多様性を積極的に守る、あるいは再生・復元する活動も重要なアクションだと考えています。社員1人ひとりが取り組める自然を守る意識と行動を、これからも大切にしていきます。
千葉工場レオトープ監修:横田耕明
マンガ監修:中島淳
編集:ノオト
・当記事に掲載の情報は、執筆者の個人的見解で、すべてがライオン株式会社の見解を示すものではありません。
この記事のマンガを描いた人
大童澄瞳
1993年生まれ、神奈川県出身。高校では映画部に所属。その後、漫画を描き始め2015年コミティア111に出品。2016年『映像研には手を出すな!』にて連載デビュー。現在も「月刊!スピリッツ」(小学館)で連載中、単行本は7集まで発売され120万部(2022年11月現在)を突破している。同作は、アニメ化、実写ドラマ化・映画化されており、アニメ版ではED映像を手掛けたことで、アニメーターとしてもデビューしている。
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