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お客さま、いきもの、スタッフが「もっと近づける水族館」へ すみだ水族館の清潔衛生環境作り

「『キレイのリレー』プロジェクト」レポート VOL.1お客さま、いきもの、スタッフが「もっと近づける水族館」へ すみだ水族館の清潔衛生環境作り

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「大切な誰かを想い、清潔衛生行動をとる」ことで、笑顔で人と人とが触れあえる社会へ

これまでも世の中に清潔衛生習慣を広めてきたハンドソープブランド『キレイキレイ』。
自分を守るための手洗いは、もちろん大切。だけどそれだけではなく、自分が衛生に気を付けることで、大切な誰かを守ることに繋がるのではないか。
「大切な誰かを想い、清潔衛生行動をとることは、自分の生活を支える誰かの笑顔を生み出していく」という考えのもとに、リレーのように毎日を支えてくれる人たちの笑顔につながるプロジェクト「『キレイのリレー』プロジェクト」を、20212月からスタートしました。

みんなでつなごうキレイのリレー with キレイキレイ

このプロジェクトの様子をお伝えすることで、ぜひ皆さんにも『キレイのリレー』をつなげていってほしい。そんな想いを込めて、今回はプロジェクト第1回目となるすみだ水族館のレポートをお届けします。

「もっと近づける」水族館。

「近づくと、もっと好きになる。」をコンセプトに、お客さま、いきもの、スタッフが「もっと近づける水族館」を目指す、すみだ水族館。

そんなすみだ水族館は、ペンギンやオットセイの息づかいを感じられるほどの距離で、ひとつながりの空間を共有している感覚を体感できる、国内最大級の屋内開放水槽があります。また、いきもののゴハンの準備などの飼育現場を目の前で見て、不思議に思ったことはその場でスタッフに質問できる「アクアベース」など、心も体も「近づける」を実感できる様々なしかけにあふれています。

すみだ水族館 国内最大級の屋内開放水槽

その場でスタッフに質問できる「アクアベース」

いきものたちの変わらない毎日のために。

社会や暮らしが変わっても、お客さまがいきものと近づけるような水族館でありたいという想いは変わらないすみだ水族館。働くスタッフの方々も、いきものたちの変わらない毎日のための清潔・衛生行動を行っています。そんなスタッフの方々の声をご紹介します。

福谷さんの場合 @ペンギンプール
手洗い・手の消毒はもちろん、靴の除菌も1日10回以上

手洗い・手の消毒はもちろん、靴の除菌も1日10回以上

福谷 彩香さん
海獣チーム(ペンギン、オットセイ、ウミガメ担当) 

毎朝2時間かけてお掃除。その時間が大切な観察時間

掃除の時間は飼育スタッフにとって、絶好のいきものたちの観察の時間でもあります。朝いちばんの開館掃除の時には、約2時間もペンギンたちを見続けられます。慣れるまでは掃除をするだけで精一杯でしたが、いまはこんな素敵な時間はないと思って取り組んでいます。いきものたちと同じ空間にいられるという幸せも、このお掃除の時間で感じることができます。

いきものたちの生活スペースに、細菌やウイルスを絶対に持ち込まない!

ペンギンたちは、ゴハンもトイレも遊びも寝るのも全て同じ場所で行います。だからこそ、スタッフが細菌やウイルスを持ち込まないよう、各エリアへの出入り口での手洗い・消毒を徹底しています。掃除の回数も多く大変ですが、ペンギンたちがゴハンを食べる姿を見ると、「今日も元気だな!」とうれしくなります。

各エリアへの出入り口での手洗い・消毒を徹底しています

いつもの日常に戻れるように、いきもの・お客さまのために清潔・衛生行動を徹底

今はまだ気軽に外出もできない状況ですが、たくさんのお客さまが「今日も○○に会いに来ました」と気軽にすみだ水族館に足を運べる日が来ますように…。
そして、1日でも早くいつもの日常に戻れるように一人一人が気を付けて、頑張って乗り越えていきたいですね!
すみだ水族館でももちろん、スタッフ一人一人がいきもののため、そしてお客さまのため、清潔・衛生行動を徹底、細菌・ウイルス対策をしっかり行っています。ぜひいきものたちに癒されてください!

中井さんの場合 @クラゲエリア
目に見えない水質の汚れまで毎日掃除!

目に見えない水質の汚れまで毎日掃除!

中井 咲恵さん
展示飼育チーム(クラゲ、魚類担当)

いきものたちがどうしたら心地よくいられるかを考えて飼育

飼育スタッフの仕事と聞くと、いきものにゴハンをあげることが真っ先に思い浮かぶと思いますが、実際は1日の仕事の中では掃除している時間が一番長いです。それぐらい、掃除は大切な仕事です。水槽の中の見える汚れはもちろん、水質の悪化のような見えない汚れも監視して、きれいにするために毎日掃除しています。
クラゲは脳みそもなく、寿命も短くて、なついたり触れ合ったりすることの難しいいきものですが、彼らがどうやったら心地よくいられるかを考えて毎日飼育しています。

クラゲたちの健康と美を守るために

水質が悪いと病気や感染症になったり、クラゲの形が変わったりすることがあります。そんな健康だけでなく、ふわふわと漂うクラゲの優雅さには、クラゲの形の美しさや表面のツヤ・なめらかさが非常に大事です。そんなクラゲたちの健康と美を守るため、水槽に手を入れる時は水質を汚さないよう、必ず手洗い・消毒をしてから、さらに手袋をして掃除します。15個以上ある赤ちゃんクラゲの水槽全ての、毎日の掃除も欠かしません。

いきものたちの健康のために手洗いや消毒を心がけて日々過ごしています

こんな時だからこそ基本の衛生管理を徹底

水族館では以前から、いきものたちの健康のために手洗いや消毒を心がけて日々過ごしています。水槽の中に余計な汚れを入れない、飼育の道具を清潔に保つといった、いきものの衛生管理の基本となる部分は、私たちが感染症にかからないための対策と同じだと思います。
いつでも気兼ねなく遊びに来ていただけるように、引き続き清潔を保ちながらお待ちしております。

高嶋さんの場合 @スペシャルワークショップ
衛生面に配慮して、心に触れるコミュニケーションを

衛生面に配慮して、心に触れるコミュニケーションを

高嶋 悠加里さん
海獣チーム(ペンギン、オットセイ、ウミガメ担当) 

いきものたちと楽しみながらお掃除

いきものたちは、掃除している時も、遊んでほしいようでスタッフについてきます。
ペンギンでは、掃除道具のブラシをハムハムしてきたり、触ってほしくてつんつんしてきたりすることも。かわいくて、掃除を中断して遊んでしまうこともよくあります。
オットセイは、掃除道具の網が好きで、穴が開くほど引っ張ったり、手に入れたくてずっとついてきたり。網に穴があくと、ゴミの回収ができないので、「もー!」と困ります()。掃除は大変ですが、いきものたちとコミュニケーションを取りながら、楽しみながら行っています。

心に触れるコミュニケーションを心がけています

距離は離れても、心に触れるコミュニケーションを

今までよりお客さまと距離をとって観察しているので、不快な印象を与えないよう、表情で伝える工夫などを日々勉強中です。使う道具の除菌、手洗いの徹底なども気が抜けないですが、ワークショップを通して楽しさはもちろん、参加者の気付きや成長につながるような、心に触れるコミュニケーションを心がけています。

いきものとお客さまがもっと近づけるように

今は以前のように物理的に近い距離でコミュニケーションをとることは難しいですが、お客さまがそっと見守ってくれるので、いきものたちは変わらず生き生きと暮らしています。
ペンギンやオットセイとお客さまが、呼び合ったり目線を合わせてうれしそうにしている姿を見て、素敵だなぁと毎日うれしい気持ちです。
思うように過ごせない毎日が続きますが、いきものたちに癒されて、皆さんと一緒に乗り越えられたらと思います。

木村さんの場合 @キッチン
キッチンの中も、出入り時も、徹底的に消毒!

キッチンの中も、出入り時も、徹底的に消毒!

木村 雄大さん
海獣チーム(ペンギン、オットセイ、ウミガメ担当) 

その日1日のいきものたちの生活や健康状態を考えてゴハンを準備

ゴハンをつくる時は、その日のいきものたちの事を考えます。例えば、ペンギンの「たいこ」は、イワシを何尾食べるだろうか、オットセイの「ひいな」はシシャモが大好きだから最後にあげて終わろうなど、今までの傾向や今日の状態を考えながらゴハンをつくるようにしています。

いきものたちの毎日の「おいしい」のために

ゴハンはいきものが直接口に入れるものなので、鮮度や衛生面には非常に気をつかいます。以前からバケツを床に置かないなど細心の注意を払っていますし、最近は手洗い・消毒もより一層徹底しています。ペンギンたちに噛まれたり、アジのヒレが刺さったりと、私たちの手は傷だらけで、アルコール消毒が傷にしみて痛いといったことも多いですが、ペンギンたちやオットセイたち、それぞれが毎日おいしそうにゴハンを食べてくれる姿に、やりがいを感じています。

いきものの事をお客さまにたくさんお伝えしたい

すみだ水族館では、いきもののゴハンタイムに観客であるお客さまが盛り上がり、館内に活気が満ちあふれますが、休館中は観客がおらず、飼育スタッフの声しか聞こえず寂しかったのを覚えています。
すみだ水族館の飼育スタッフはみんないきものが大好きなので、自分のお世話しているいきもののことを、お客さまにたくさんお伝えしたいと考えています。ぜひ私たちと一緒にいきものを観察しましょう。

手洗い・消毒もより一層徹底しています

スタッフの方一人一人が、いきものを想った清潔衛生を実践しています。

人と人、そしていきものが「もっと近づける社会」を目指して

「大切な誰かを想い、清潔衛生行動をとる」ことで、人との触れ合いにあふれた社会を目指す。そんな想いが重なってスタートした今回のすみだ水族館との「キレイのリレー』プロジェクト。その中で、ご来館のお客さまや水族館スタッフ、そして館内のいきものたちが「もっと近づける」取り組みについてご紹介します。

衛生マイスターによる「出張清潔衛生授業」inすみだ水族館

すみだ水族館にライオンの衛生マイスターが出張!『キレイキレイ』ブランドが培ってきた清潔衛生のノウハウを通して、正しい手洗い方法や水族館ならではの除菌ポイントを水族館スタッフにお伝えしました。

すみだ水族館にライオンの衛生マイスターが出張!

手の洗い残しを可視化できる実験では、念入りに洗ったつもりでも洗い残しがたくさんあることにショックを受けている様子が垣間見えたり、衛生マイスターに正しい手洗い方法や頻度など活発な質問が飛ぶなど、スタッフのみなさんは終始積極的。いきもののため、お客さまのための水族館づくりに対しての、スタッフの方々一人一人の想いの強さを感じました。

手の洗い残しを可視化できる実験

衛生マイスターに正しい手洗い方法や頻度など活発な質問が飛ぶ

メッセージ付きオリジナル『キレイキレイ』ハンドソープボトルの設置

現在すみだ水族館には、スタッフの方々のメッセージ付きオリジナル『キレイキレイ』ハンドソープボトルが館内各所に設置されています。スタッフの方々のいきもの愛にあふれたイラスト&メッセージ付きで、お子さまも楽しみながら手洗いに取り組めると共に、いきものたちの豆知識も学べます。どんな豆知識があるか、ご来場の際はぜひいろいろなメッセージを探してみてください!

スタッフの方々のメッセージ付きオリジナル『キレイキレイ』ハンドソープボトル

ハンドソープだけではなく、ハンドジェルの設置や、『キレイリレー』に賛同していることをお客さまにお伝えするステッカーなども設置されています。

キレイリレー ハンドソープ ハンドジェルの設置

オリジナル手洗い歌『ぼくが手をあらったら~すみだ水族館さんと一緒に~』動画放映予定

このプロジェクトのコンセプトを歌にした『ぼくが手をあらったら~つながる手洗い歌~』のすみだ水族館バージョン『ぼくが手をあらったら~すみだ水族館さんと一緒に~』動画を館内でも放映する予定です。

ぼくがてをあらったら〜すみだ水族館のみなさんといっしょに〜

今後もすみだ水族館と共に、人と人、そしていきものが「もっと近づける社会」を目指して様々な取り組みを予定しております!お楽しみに。

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