親知らずを上手に磨くのって難しいですよね。
親知らずの生え方には「個人差」がありますが、生えるスペースが足りずに、正常に生えない場合が多く見られます。
また一番奥に生えるため、歯ブラシの毛先が届きにくく、他の歯と比べて歯垢の除去が困難で、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
ここでは、そんな親知らずの磨き方のポイントを紹介します。
1.歯ブラシは斜め45度から入れる
生えている途中で背の低い親知らずを磨く時は、ただ歯ブラシを前後に動かすだけでは、歯ブラシの毛先がきちんと当たらないのでキレイに磨けません。
口をあまり大きく開けず、歯列に対して「斜め45度」から歯ブラシを入れて、小刻みに動かして磨きましょう。
歯ブラシは、ヘッドが薄くてコンパクトなものがおすすめです。
2.タフトブラシを活用する
歯肉がかぶっていたり、傾斜して生えてかみ合っていない親知らずや親知らずの手前の歯の後ろ側を磨くときは、「タフトブラシ」の使用がおすすめです。
毛先を小刻みに動かして磨いてください。
3.デンタルフロスを活用する
正常に生えている親知らずの場合はもちろん、背の低い親知らずや傾斜して前の歯に接している親知らずなども、手前の歯と接している部分は、デンタルフロスを使いましょう。
挿入し難い奥歯の歯間にも使いやすい「Y字タイプのデンタルフロス」がオススメです。
親知らずは、今は問題なくても、将来、歯肉の炎症やむし歯、歯並びへの悪影響が起こる場合があります。また、親知らずは生えていないように見えても、あごの中で問題を起こしている場合もあります。
親知らずがある人はもちろん、生えてこない人も、一度、歯科医院を受診して、今後の相談をしてみてはいかがでしょうか。
親知らずのケアの方法については、以下の記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。
親知らずのむし歯や歯周病を予防する歯磨きの方法
※このご質問はメ-ルマガジンを通して頂いたものです。
LION おすすめの商品
