宮崎県日南市協力企画夫婦円満都市推進プロジェクト

Vol.3家事ギャップ解消に向けたトレーニング開始!

Meister5 face photo

LION リビングケアマイスター

杉本 美穂(すぎもと みほ)

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家事ギャップ解消に向けたトレーニング開始!

女性の社会進出や少子化対策といった様々な課題を解決するために動き出した宮崎県日南市の夫婦円満都市推進プロジェクト。

オレ、KJは、日南市の﨑田市長からの依頼により家事のスペシャリストであるリビングケアマイスター杉本氏と日本ほめる達人協会の松本講師を連れ立ってLIONの調査で明らかになった夫婦円満の障壁、”家事ギャップ”の解消に挑戦することとなった。

前日、日南市の中心街、油津Yottenに集結した三組の夫婦にプロジェクトを説明。夫グループ、妻グループに別れ、ヒアリングを実施し、それぞれ夫婦間にある家事ギャップをあぶりだすことに成功した。

新婚1年目で若い川口夫妻は「スピード感」

二人三脚で農業を営む実直真面目な高橋夫妻は「こだわり」

そして、太陽の国、宮崎を象徴するような明るい田鹿夫妻は「精度」

ステージ3:家事ギャップ解消(夫編)・食後の後片付けトレーニング

そして、舞台は二日目、日南市の生涯学習センター「まなびピア」でのステージ3、家事ギャップトレーニングに移っていく。

まずは夫たちのトレーニングから。緊張の面持ちの三人の夫が通されたのは、シンクが並ぶ調理室。今日はここで、リビングケアマイスターの杉本氏による「食事の後片付け」トレーニングを受けてもらう。Lideaの調査の結果、最も家事ギャップが起こりがちな「食事の後片付け」。きちんとした知識や方法を学べれば、家事ギャップの解消につながるはずである。

いつもとは違うエプロンという戦闘服を身にまとった夫たち。長身の川口さんにはちょっと短めなのはご愛嬌。家事ギャップ解消に向け、気合が入っているところに、ライオンちゃんとにちなんぢゃ様が応援に駆けつけ、少し緊張が緩んだようだ。

さて。いよいよ男たちの戦いが始まる。

はじめに、それぞれがどの程度のスキルをもっているのか、自宅でいつもやっているとおりに食事の後片付けをしてもらい、杉本マイスターが精度、やり方、スピードなどなどチェックしていく。そこで各々のもつ家事ギャップの原因となっている問題が浮き彫りになっていった。

最初に川口夫妻の夫、竜平さんから見てみよう。彼は妻の光さんからいつも「遅い」と言われている。まずはいきなりスポンジを取るのではなく、水を流しながら大きな手を最大限に活用して、汚れを落としていく。こびりついたご飯粒も丁寧に。実際に、お皿を洗うところになると、表も裏も丁寧にスポンジで洗っていく。実に誠実な洗い方。

滞りなく終えたように見えるが、杉本マイスターから気になるポイントの指摘。指でしていた予備洗いは、つけ置きを先にしておけばもっと楽になるはず。そして、丁寧なのは悪いことではないが、時間がかかりすぎており、奥さんの言った通りのことが起こっている。その他にも、洗いかごへの食器の置き方がいまひとつで、乾きにくそうだった。

続いて、飲食業でのバイト経験もある高橋夫妻の夫、悟さん。予備洗いの前にカレーなどの油汚れをキッチンペーパーで拭き取り落としていく。この辺りはさすがの知識。汚れのひどいものをつけ置きにし、油汚れが少ないモノから洗うこと。水も無駄遣いせずに、最後は布きんでシンクの周りを拭きあげることも忘れず、終始スムーズな流れで終了。

牛乳が入っていたコップをつけ置きしなかったことなど、少々無駄な部分もあったが、杉本マイスターから見ても、こだわりがよい方向で発揮されているのか、思った以上にしっかりとした食事の後片付けで、感心しきり。

そして、ラストは前日の座談会で、披露されたダイナミックすぎる食器洗い動画が妻たちの失笑を買っていた田鹿夫妻の夫、倫基さん。手際の良さは際立っていて、スピードは一番早く、あっという間に食事の後片付けを終えた。そして何より楽しそうな彼、鼻歌でも聞こえてきそうである。

ところが前日の動画の再現を見ているかのような、水の出しっぱなしぶり。シンク周りを拭きあげる間も水が出たまま。杉本マイスターの目は常に蛇口の辺りにくぎ付けだった。

それでも、最後はドヤ顔。この感じが妻の知美さんのかんにさわっているのかもしれない。

全員がこれまで通りの食事の後片付けをやってみた後、いよいよマイスターから正式なやり方が伝授される。ここまで開くことを許されていなかった袋とじのマニュアルがついに開かれ、杉本マイスターから具体的なアドバイス。細かな点で各々への指摘事項はあるが、3人が共通してやっていなかったことがいくつかあるという。

一つ目は、食事の後片付けを始める前の洗いかごの確認。洗ったものが残っていないか?これから洗おうとしている食器はかごに入るのか?始める前に確認しておかないと、最終的に無理矢理かごに食器を積むことになったり、洗い終わって乾いているものがまた濡れてしまったりする。この指摘には夫たちは呆然。

食器を洗うことに関しては、それぞれ最低限はできていた。洗う前にひどい汚れはキッチンペーパーで拭き取ったり、つけ置きして落としやすくすること。汚れが少ないモノから洗ってスポンジについた汚れで、他の食器に汚れを移してしまったりすることを防ぐ。そして、食器の表も裏も洗ったら、洗い残しや洗剤の残りがないかしっかりチェックする。

しかしながら落とし穴は“どこが食事の後片付けの終わりか?”という点にあった。3人共に食器を洗い終え、生ごみを捨てたところで、終了したことを杉本マイスターに報告していたのだが、その後にもやることがある。

二つ目は、“ドライキッチン”をキープすること。キッチンはニオイやヌメリ、カビの原因菌にとって、湿気も栄養分も豊富な格好のすみか。だからこそ、汚れはもちろんのこと、湿気を抑える必要がある。そのためシンクをキレイにすることも欠かせない。食器を洗っている時の油汚れがシンクに飛んでいるので、洗剤で洗うことが重要。汚れがとれるだけでなく、シンクの水切れが変わるのだ。

シンクは洗剤で洗うことで水切れが変わる

さらに忘れてはいけないのは、食器洗いに使った道具をキレイにすること。使い終わったスポンジをキレイに流して元に戻すところまではやっていたのだが、ポイントは除菌。食器洗い用の洗剤には、スポンジ除菌ができるものがあるので、キレイにして、固く絞ったスポンジに8mlほどの洗剤をつけて泡立てる。そして、そのまま水で流さずに置いておくことで除菌ができるのだ。これをせずに置いておいたスポンジは、トイレ掃除用のブラシよりも多くの菌がいることも…。この事実を聞きた夫たちは驚きの色を隠せなかった。

「全然知らないことばっかりだった」

「菌の話とか、きちんと知るとやらなければって思います」

「これで少しは怒られることが減りそうです」

 一通りのアドバイスを聞いて夫たちの目からは見たこともないほどのウロコが落ちたことだろう。

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