昔の家事は今の◯◯倍時間がかかっていた!幕末のくらしを巡る旅 in 山口県萩市

Vol.3 幕末の主婦にとっても「食器洗い」は嫌いな家事だった? 台所用洗剤やスポンジのない「江戸時代のキッチン事情」

Meister5 face photo

LION リビングケアマイスター

杉本 美穂(すぎもと みほ)

1/3 ページ

幕末の主婦にとっても「食器洗い」は嫌いな家事だった? 台所用洗剤やスポンジのない「江戸時代のキッチン事情」

ライオンの暮らしのマイスターが研究所を飛び出して、さまざまなくらしのテーマを体験して紹介する特別企画「暮らしのマイスターが行く!」。前回に引き続き、大河ドラマ『花燃ゆ』の舞台であり、江戸時代の風情が残る町「山口県萩市」で、幕末の家事を徹底検証。今回のテーマは、現代の嫌いな家事NO.1、「食器洗い」です。江戸時代の人々も同じように感じていたのでしょうか?リビングケアマイスター・杉本がレポートします。

「食器洗い」は、現代の嫌いな家事No.1!?

便利な時代になろうとも、毎日やらなければならないのが家事。どうしても苦手な家事、嫌いな家事というのはなくならないものですよね。ライオンが全国の既婚男女5000名を対象に行ったアンケート調査で「嫌いな家事NO.1」に選ばれたのが「食器洗い」でした。「一日に何度もしなければならない」、「汚れが落ちるまで何度も洗わないといけない」など、手間や時間のかかることが、その理由として挙げられています。献立を考えて、料理を作った後にするという流れは、今も昔も同じ。台所用洗剤やスポンジはもちろん、水道すらなかった幕末の頃は、現代よりもさらに面倒な家事だったかもしれませんね。

図:左)嫌いな家事 右)食器洗いがきらいな理由

前回の洗濯編では、洗剤や洗濯機のない「幕末のお洗濯」には大変な時間と労力がかかっていたことが分かりました。今回の「食器洗い」も、同じように手間がかかるのではないかと予想されます。ここで「幕末の嫌いな家事ランキング」を勝手に作らせてもらうなら…

図:幕末お嫌いな家事ランキング

このような順位になるのではないでしょうか?…と、覚悟を決めたところで「幕末の食器洗い」の再現を始めようと思います。

幕末に使われていた「ハトバ」で食器洗いを再現。

Vol.1に引き続き、山口県萩市の観光名所のひとつ、藍場川の上流に佇む「旧湯川家屋敷」に萩市のキャラクター、萩にゃんに案内されてライオンちゃんがやってきました。

写真:旧湯川家屋敷

写真:ライオンちゃん

今回もよろしくね、萩にゃん。

「旧湯川家屋敷」は藩政時代の武家屋敷で、幕末の人々の暮らしを今に残しています。敷地内には藍場川の水を引き入れて造られた流水式の池泉庭園があり、池から出た水を家の中に作られた「ハトバ」や風呂場で家庭用水として使った後、再び川に戻しています。「ハトバ」とは、川沿いに階段を作って水に近づけるようにしたところで、川沿いに住む人々は家に「ハトバ」を作り、洗濯や炊事、お風呂の水くみなどに利用したそうです。

写真:炊事用の「ハトバ」
炊事用の「ハトバ」
写真:「ハトバ」のある風呂場
「ハトバ」のある風呂場
写真:ハトバ」で使用した水が川に戻る仕組み
「ハトバ」で使用した水は川に戻る仕組みになっています。

今回は、こちらの「ハトバ」を特別に使用させていただき「幕末の食器洗い」を再現することになりました…が、その前に使用済みの食器を用意しなければなりませんね。ということで、「江戸時代の食事」の支度から始めましょう。

幕末のくらしを巡る旅 in 山口県萩市 記事一覧


あわせて読みたい記事

LION おすすめの情報

人気のプロジェクト週間ランキング


Lideaからのお知らせ

”親子の楽しい歯みがきタイム”応援キャンペーン

注目の記事

家事フェス
夫婦円満都市推進プロジェクト
災害時の清潔・健康ケア