共働き夫婦の家事シェアを救え!夫婦円満都市推進プロジェクト in 山形市

Vol.5いざ!共働き夫婦に伝えるべし!

Meister5 face photo

LION リビングケアマイスター

杉本 美穂(すぎもと みほ)

いざ!共働き夫婦に伝えるべし!

師走。今年もまた慌しい季節がやってきた。
仕事や忘年会はもちろん、 クリスマスや年越しの準備、大掃除などは進んでいるだろうか?
1年で最も家族のイベントが多くなりがちだからこそ 夫婦円満について考えてしまう季節と言えるのではないだろうか?

プロジェクトのまとめ役KJ

おっと、自己紹介が遅れてすまない。 家事と音楽、そして夫婦円満をこよなく愛する男、KJだ。

1990年代に入ってから、専業主婦家庭を逆転して 今や、現代の子育て家庭のスタンダードなスタイルともいえる「共働き」 、全国的に見てそんな共働き家庭の割合が多い山形市。 2年目となる「夫婦円満都市推進プロジェクト」の舞台がここだ。

山形市の家事ギャップ解消に向けた事前の実証実験を終え、プロジェクト成功への手応えを感じていた。
実証実験の様子はこの動画を見てほしい。実際の夫婦の反応がよく分かるはずだ。

家事ギャップ解消セミナー第一回スタート

これまでに出会った山形市のご夫婦は優しい夫としっかりものの妻が絶妙なバランスで 成り立っているという印象だ。そんな夫婦がさらに集まってくるのか、 楽しみに迎えた11月某日。 我々は実際に山形市で暮らす共働き夫婦に向けたセミナーを行った。 参画企業からの代表を含め、会場に集まったのは20組の夫婦。

セミナーに参加して下さったご夫婦のみなさま

「共働きの家事ギャップをそのままにはしておけない。」 そんな危機感を胸に立ち上がり我々を山形へと導いた 山形のパパコミュニティ「やまがたイグメン共和国」の五十嵐大統領の思いが語られる。 「結成してからの4年半、我々は父親の育児参画を楽しもうと活動してきたが、子どもたちが育つ環境には、やはり夫婦が円満であることが大切である」

夫婦円満の大切さを話す、「やまがたイグメン共和国」の五十嵐大統領

さあ、ここからが本番。

おなじみライオンのリビングケアマイスター杉本美穂氏による 「家事ギャップ」の説明が始まると、会場がざわつき始める。
家事の負担感、家事のやり方、家事に対する不満など 様々なデータに見るギャップを目の当たりにして 深く深く頷く妻、失笑がこぼれる夫、 思わず夫を見る妻、そんな妻から目をそらす夫。 いつものことながらその反応は様々だ。

リビングマイスター杉本美穂氏
様々な表情を覗かせる夫のみなさん

そして、家事ギャップの実態を飲み込み始めたところに登場するのが 一般社団法人日本ほめる達人協会の松本秀男専務理事である。
「できていない部分」ではなく「できている部分」に目を向けることや 何よりも「ありがとう」を伝えることなど、価値を発見し伝えるという ほめる極意が語られると、参加している夫婦はつぶさにメモを取っている。

ほめることの大切さと極意を語る「ほめる達人協会」松本専務理事

そして、再び登場した杉本マイスターが 効率的な食事の後片付けの仕方を伝えた後は 「わが家のルールブックを作ろう」というシートを使って 夫婦それぞれの家事のこだわりを可視化していくのだが、 これが予想以上の盛り上がり!
各テーブルで仕事の打ち合わせさながらの話し合いが繰り広げられた。

我が家のルールブックと夫婦円満マニュアル
楽しそうにルールブックを作成するご夫婦のみなさん

シートには夫と妻、それぞれが食事の後片付けで「気にしていること」を シールで貼り出す仕組みになっているのだが、夫婦が共通で気にしている項目が 複数見受けられる。
普段から二人で協力して家事を進めている様子が感じられる。
ところが、夫が気にしていることも多く、それがまた妻と同じではないということから 家事ギャップが明確になっていくのだ。

そして明確なギャップが感じられた部分については、話し合いの末に共通ルールを 決めていく。
例えば「テーブルや調理台にある食べ物を冷蔵庫に入れる」 常に妻か夫のどちらかだけがしていることを、夫婦両方がやるように決めることでギャップは減っていくはずだ。

「こういうこと、結婚した頃とか、もっと早くからやっておけばよかった」と嬉しい声もあった。

さあ、いよいよクライマックスを前に
このプロジェクトをバックアップしてくれた山形市の佐藤孝弘市長が登場。

山形市 佐藤孝弘市長

以前より男女共同参画やワークライフバランスを意識して 市長自身のイクボス宣言をはじめ、環境づくりへの取り組みをしてきた山形市を よりハッピーな街にしたい。
という思い。 そして、この家事ギャップ解消セミナーの内容については 参加した夫婦に向けてトップランナーとして広めていってほしいという言葉とともに 佐藤市長の手から「夫婦円満認定書」が渡された。

クライマックスはいつものように 全員で夫婦円満に向けた宣誓を声高らかに読み上げてもらい、 家事ギャップセミナーは幕を閉じた。

市長に向かって、その決意を謳いあげた20組の夫婦。
山形市の夫婦円満はきっとここから始まることとなるだろう。


我々は、プロジェクトに参加してくれた夫婦のその後も見届けて行きたいと思っている。

これから寒さが厳しくなっていく東北の街を 心が通った家族たちのぬくもりが温めてくれることを信じて。

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