洗ったあとの食器を「自然乾燥」ですばやく乾かす!食器洗いのコツを紹介

洗ったあとの食器を「自然乾燥」ですばやく乾かす!食器洗いのコツを紹介

洗った食器が、速く水気が切れて乾かせれば、ふいて棚にしまうのもラクになりますね。汚れ落としが不十分だと乾きにくいので、汚れはていねいに落としましょう。すすぎにお湯を使うことや、水切りカゴのスペースを効率よく使うことでも、水切れ・自然乾燥が速くなります。「食器の乾きが速い」洗剤を使うことも効果的ですよ♪

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「水切りカゴに食器がある」のは、片づかなくてストレス

楽しく食事をしたあと、汚れた食器がシンクにたまっているのを見ると、うんざりしますよね。

早くゆっくりしたいのに、食器洗いは「洗う」「すすぐ」「乾かす」「ふく」「しまう」と、工程が多くて、全て終わるまでには時間がかかる! 

食器をふいてしまうのは後回しにしたいところですが、かといって、水きりカゴに濡れた食器を放置しておくと清潔でない気がするし、キッチンがスッキリ片付かないこともストレスに……。

ライオンの調査でも、「食器洗いのあと、水切りカゴに食器がたまっているとストレスを感じる」と答えた人は53.1%。そのため、半数以上の人が、その日のうちには水切りカゴから食器を片付けていました。

※ライオン調べ、20~50代女性 2800名、2016年6月

しかし、早く片付けたくても、ふいてすぐにしまう人は意外に少なく、少し時間をおいてから片付ける人が多数派でした。また一方で翌朝まで待つ人も多くいました。食器を置いたままにすることにストレスを感じているものの、時間をおくことで、「できるだけ自然乾燥させてから片付けたい」というのが実情のようです。

※1ライオン調べ、20~50代女性 2800名、2016年6月※2ライオン調べ、20~50代女性 2400名、2014年10月

さらに、多くの人が自然乾燥に頼るのは、ただ単に、ふくのが面倒というだけではなく、ふきんでふくより自然乾燥の方が衛生的だという理由の方も半数以上いました。

食器を速く乾かすには「洗い方と順番、洗剤選び」にコツがある

もし、洗ったあとの食器が、速く水気が切れて乾かすことができたら、ふいて棚にしまうのがラクになるし、キッチンも早くキレイになってストレスが減りますよね。

そこで今回は、「洗った食器を速く乾かす」ことに着目して、今日から簡単にできるコツをご紹介します!

コツ1 汚れが落ちていないと、しっかり水切りできない! ていねいに洗おう

洗剤で食器の汚れをキレイに落とせていないと、水滴が残って、水切れが悪くなるので要注意。

下の写真は、洗った2つのグラスです。左は、洗剤でていねいに汚れを落としているので、速く水気が切れて、ピカピカに! 一方、右は、グラスに汚れが残っているため、水滴が引っかかって乾きにくくなっています。

汚れ落としが不十分だと、食器が乾きにくいというのは意外な盲点ですね。グラスが汚れるのは内側や口を付ける上部だけではなく、外側も手で握ったときの汚れが残りがちなので、しっかり洗いましょう。

コツ2 すすぎにお湯を使う

油汚れを落とすには、水温が高い方がよく落ちることは、みなさんも実感していることだと思います。

すすぎの工程でもお湯を使うと、水切れや食器の乾きに抜群の効果があります。水滴あとを残したくないワイングラスや透明のコップ、内部を速く乾かしたいステンレスボトルなどは、すすぎにお湯を使うといいですね。

コツ3 「水切りカゴ」への置き方で、水切りスピードアップ!

水切りカゴのサイズも、使う食器の種類や数も、家庭によってさまざまです。食事のメニューによっても洗う物は変化しますよね。
置く場所やすすぐ順番など何も考えずに洗い出すと、水切りカゴの中はグチャグチャになってしまいます。どうしたらカゴのスペースを有効活用しながら整然と食器をおさめられるか、ちょっとした「3Dパズル」だと思って楽しみましょう。

同じ水切りカゴに、同じ量の食器を入れてみました。

NG(ダメな例)
中には上を向いた食器やコップが・・・これでは水が溜まり、なかなか食器が乾きません。また、食器同士がピタッとくっついていると、風が通るすき間がないので水分が蒸発せず、いつまでも濡れた部分が残ってしまいます。

GOOD(よい例)
同じ量の食器ですが、整然と置かれています。食器の向きも揃っていて、効率よくスペースを使っています。

以下は、食器が乾きやすいように水切りカゴに置くための「基本のき」。ちゃんとできていますか?

<乾きやすい食器の置き方の「基本のき」>

割れやすいもの(グラスなど)→外側に置く大きいもの→内側に置く小さいもの の順ですすぐ。
平たい皿は重ねずに、「立てて」置く。
●形、大きさが同じものはそろえて、風が通るように「すき間」をあけて置く。
●水切りカゴが小さいときは、グラスやカップは別のトレーなどに置く。
●フタやパッキンなど細かい乾きにくいものペーパーなどの上に広げて置く。

コツ4 食器の乾きが速い「洗剤選び」でさらにスピーディーに!

食器洗いをスピーディーにするために、洗剤は油汚れを手早く落とせるもの、すすぎの泡ぎれがよいものを選んでいる方もいるかもしれませんね。

最近ではさらに、水が切れるスピードが格段にアップした、「食器の乾きが速い」洗剤もあります。

最近ではさらに、水が切れるスピードが格段にアップした、「食器の乾きが速い」洗剤もあります。少しでも速く乾かして片付けたい方におすすめです。

今までの食器洗いの工程の中で、見直しできるポイントは見つかりましたか?
毎日の面倒な食器洗いだからこそ、少しでもストレスは減らしたいもの。なるべく速く食器が乾くように工夫して、食後にゆっくりする時間を作ってくださいね!

この記事を作成・監修した
マイスター

杉本 美穂

リビングケアマイスター

杉本 美穂

すぎもと みほ

家事関連の製品企画、マーケティングを約20年、生活者向け講習会などを約10年経験してきました。
毎日大変な料理や食事の後片付けなどを手早くラクにできるように、わかりやすくお伝えしていきます。

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